呉 綱(ご こう、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の武将。諸葛誕の長史。前漢の呉芮の16世の孫。甘露2年(257年)、諸葛誕が司馬昭に対して反乱を起こす(諸葛誕の乱)と、諸葛靚と共に呉へ援軍要請に赴いた。小説『三国志演義』では第111回に登場する。

呉 質(ご しつ、177年 - 230年)は、中国後漢末期から三国時代の政治家、文学者。魏に仕えた。字は季重。兗州済陰郡鄄城県の人。子は呉応・呉夫人(司馬師の妻)。孫は呉康。『三国志』に独立した伝は立てられていないが、魏書王粲伝の注に引用された『魏略』にまとまった記述がある。

胡 質(こ しつ、? - 嘉平2年(250年))は、中国三国時代の武将、政治家。魏に仕えた。字は文徳。揚州楚国寿春県の人。父は胡敏。子は胡威・胡羆。孫は胡奕。

句 安(こう あん、生没年不詳)は、中国三国時代の武将。初めは蜀漢に仕え、後に魏に降伏した。

黄 権(こう けん、? - 240年4月)は、中国後漢末期から三国時代の人物。字は公衡。益州巴西郡閬中県の出身。子は黄崇・黄邕。蜀・魏の両王朝に仕えた。『三国志』では蜀書に伝が立てられている。

高 柔(こう じゅう、熹平3年(174年) - 景元4年(263年))は、中国後漢末期から三国時代の官僚、政治家。字は文恵。魏に仕えた。兗州陳留郡圉県(河南省杞県)の人。高幹の従弟あるいは従子にあたる。5世の祖は高固。高祖父は高慎(東萊太守)。曾祖父は高式。祖父は高弘。

師 纂(し さん、? - 264年)は、中国三国時代の武将・政治家。魏に仕えた。『三国志』魏志「鄧艾伝」・『晋書』「文帝紀」に記述がある。司馬昭の主簿であったが、後に司馬昭の命令で鄧艾配下の司馬となり、蜀征伐に反対していた鄧艾を説得し翻意させた(晋書「文帝紀」)。

朱 霊(しゅ れい、? - 229年以降)は、中国後漢時代末期から三国時代にかけての魏の武将。字は文博。冀州清河国鄃県(現在の山東省徳州市夏津県)の人。曹操・曹丕・曹叡の3代に仕えた歴戦の将軍である。

州 泰(しゅう たい、? - 261年)は、中国の三国時代の武将・政治家。荊州義陽郡の人。鄧艾と同郷であり、『三国志』魏志「鄧艾伝」に付伝されている。事蹟の多くについては『世語』による。

徐 晃(じょ こう、生年不明 - 227年)は、中国後漢末期から三国時代にかけての武将。魏に仕えた。字は公明(こうめい)。司隷河東郡楊県(現在の山西省臨汾市洪洞県)の人。子は徐蓋。孫は徐覇。『三国志』魏志「張楽于張徐伝」に伝がある。

徐 質(じょ しつ)は、中国三国時代の魏の武将。

徐 庶(じょ しょ、? - 234年?)は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての武将・政治家。字は元直(げんちょく)。元の名は福であり、単家(たんか、あるいはぜんかと読み、権勢のない家柄、或いは寒門の意味)の出身である。

徐宣(じょ せん、? - 236年)とは、後漢末期から三国時代の人物。字は宝堅。広陵海西の人。江東に移住していたが、孫策の任用を断り、帰郷した。陳矯と共に綱紀に挙げられ、二人とも太守陳登に信任され、やがて曹操に心を寄せるようになった。

徐 邈(じょ ばく、熹平元年(172年) - 嘉平元年(249年))は、中国後漢末期から三国時代の政治家。字は景山。幽州燕国薊県の人。子は徐武・女子一人。

蔣 済(しょう さい/しょう せい、? - 嘉平元年(249年))は、中国三国時代の魏の武将。字は子通。子は蔣秀。孫は蔣凱。徐州広陵郡平阿県(現在の安徽省蚌埠市懐遠県)の人。『三国志』に「蔣済伝」がある。

邵 悌(しょう てい、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の政治家。字は元伯。本貫は兗州陽平郡。

常 林(じょう りん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の政治家。河内郡温県の人。字は伯槐。父は常伯先。子は常峕・常静。

申 儀(しん ぎ、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の軍人。

辛 憲英(しん けんえい、191年 - 269年)は、中国三国時代の魏の人物。諱は不明。字は憲英。豫州潁川郡陽翟県の人。本貫は隴西郡。父は辛毗。弟は辛敞。羊耽の妻。子は羊瑾(羊玄之の父)・羊琇。甥(羊耽の兄の羊衜の子女)は羊祜・羊徽瑜。

申 耽(しん たん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の軍人。字は義挙。弟は申儀。