アスクレーピオス()は、ギリシア神話に登場する名医・医神である。ラテン語ではアエスクラーピウス(Æsculapius / Aesculapius)という。長母音を省略してアスクレピオス、アスクラピウスとも表記される。

アーキス(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してアキスとも表記される。ギリシア神話の牧神パーン(ローマ神話のファウヌス)と河神シュマイトスの娘の子。

ガラテイア(, , )は、ギリシア神話に登場する女性である。その名は「乳白色の肌をもつ者」の意。ラテン語ではガラテア。以下の者が知られている。# 海のニュンペー。# ピュグマリオーンの妻。彫像から人間に変身した。# エウリュティオスの娘。

キュパリッソス(, )は、ギリシア神話の人物である。テーレポスの子で、ケオース島に住む美少年。アポローンに愛された。ケオース島には金色に輝く角を持った雄鹿がいて、人々に大切にされていたが、特にキュパリッソスはこの鹿と仲が良かった。

グラウコス(, )は、ギリシア神話の神、あるいは人物である。*海神のグラウコス*シーシュポスの子*ミーノースの子*ヒッポロコスの子*アンテーノールの子*メッセーネーの王のほか数人が知られている。グラウコスとは「青緑色の男」、「灰色の男」などの意である。

テューポーン(〈, 〉)、テューポース(〈, 〉)、あるいはテュポーエウス(〈, 〉)は、ギリシア神話に登場する、神とも怪物ともいわれる巨人。同神話体系における最大最強の怪物で、神々の王ゼウスに比肩するほどの実力をもち、そのゼウスを破った唯一の存在でもある。

ヒュアキントス(, , , )は、ギリシア神話に登場する美少年である。アポローンに愛されたとされ、死後にヒヤシンスになったことで知られている。ヒアキントス、ヒヤキントスとも表記される。

アドーニス (, ラテン文字表記：Adōnis)は、ギリシア神話に登場する、美と愛の女神アプロディーテーに愛された美少年。フェニキアの王キニュラースとその王女であるミュラーの息子。長母音を省略してアドニスとも表記される。

パンドーラー(, )は、ギリシア神話に登場する女性である。人類最初の女性とされており、神々によって作られ人類の災いとして地上に送り込まれた。パン()は「全てのもの」であり、パンドーラーは「全ての贈り物」を意味する。

キュクロープス()は、ギリシア神話に登場する卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人であり、下級神である一族である。あるいは、これを下敷き及びベースとして後世に誕生した伝説の生物をも指す。長母音を省略してキュクロプスとも表記される。

ポイベー(, )は、ギリシア神話に登場するティーターン神族の女神である。日本語では長母音を省略してポイベとも呼ぶ。

アイオロス(, )は、ギリシア神話における3人の人物の名前である。これらの3人の人物はしばしば混同されがちであり、古代神話の記録にすら、どのアイオロスがどの人物であるかについての混乱が見られる。

アリアドネー(, )は、ギリシア神話に登場するクレーテー王ミーノースと妃パーシパエーのあいだの娘である。テーセウスがクレーテー島の迷宮より脱出する手助けをしたことで知られる。アリアドネーという名は「とりわけて潔らかに聖い娘」を意味するので、この名からすると本来女神であったと考えられる。

トモーロス(, , )は、ギリシア神話に登場する山の神、あるいは人間である。長母音を省略してトモロスとも表記される。主に、* タンタロスの父* オムパレーの夫の2人が知られている。以下に説明する。

エラトー(, )は、ギリシア神話に登場する女神、ニュンペーである。長母音を省略してエラトとも表記される。主に、* ムーサの1人* アルカスの妻の2人が知られている。以下に説明する。

アーソーポス (, ) は、ギリシア神話の神である。長母音を省略してアソポスとも表記される。

プシューケー()とは、ギリシア神話に登場する人間の娘の名で、この言葉は古代ギリシア語で心・魂・蝶を意味する。

エイデュイア(, )、あるいはイデュイア(, )は、ギリシア神話の女神あるいは女性である。オーケアノスとテーテュースの娘で、末娘である。エイデュイアは神々の勧めでコルキス王アイエーテースと結婚し、メーデイアを生んだ。

エウリュノメー(, )は、ギリシア神話の女神、あるいは女性である。長母音を省略してエウリュノメとも表記される。* オーケアノスの娘* ニーソスの娘* ペーネロペーの乳母のほか数人が知られている。以下に説明する。

カリュプソー(, , )は、ギリシア神話に登場する海の女神である。カリュプソーは"覆い隠す者"(動詞 kalypto より)の意。長母音を省略してカリュプソとも表記される。伝説的なの洞窟に住み、島に漂着したイタケーの王オデュッセウスを愛したとされる。