ヘーシオドス(, Hēsíodos)は、古代ギリシアの叙事詩人。紀元前700年頃に活動したと推定される。『神統記』や『仕事と日』(仕事と日々)の作者として知られる。

カリマコス(またはカッリマコス、カルリマコス、, , , 紀元前310年/紀元前305年 - 紀元前240年)は、ヘレニズム期の詩人、批評家である。批評家を兼ねる詩人の初期の1人であり、ヘレニズム期の学問を代表する人物。

シモニデスとも表記される。ケオス島(現ケア島)のIoulisの生まれ。ヘレニズム期アレクサンドリアの学者たちは、シモーニデースをサッポー、ピンダロスらと一緒に9歌唱詩人の一人に数えた。甥のバッキュリデースも詩人である。

アガトーン(、、紀元前448年頃 - 紀元前400年)は、古代ギリシアの悲劇詩人である。長母音を省略してアガトンとも表記される。エウリピデスやプラトンの友人だった。

アリストパネス(、、紀元前446年頃 - 紀元前385年頃)は、古代アテナイの喜劇詩人、風刺詩人である。アリストファネス、あるいはアリストパネース、アリストファネースと長母音でも表記される。

ニコストラトス(希：、ラテン文字転記：Nicostratos)は古代ギリシアの喜劇詩人であり、喜劇詩人アリストファネスの息子である。

メレトス(メレートス、, 、生没年不詳)は、紀元前5世紀から紀元前4世紀にかけての古代ギリシャのアテナイの詩人。

ホメーロス(、、、)は、紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。ホメロス、あるいは現代語式の発音でオミロスとも。西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』の作者と考えられている。

エピカルムス・コミクス・シュラクサヌス()は、古代ギリシアの劇作家、哲学者。エピカルモスが生きていたのは、おおよそ紀元前650年から紀元前560年までの100年間と信じられている。最初の喜劇作家たちの1人で、ドーリア人とシケリア人の喜劇形式を考案したとよく言われる。

エピメニデス(, 、生没年未詳)は、古代ギリシアの伝説的な詩人・預言者である。ギリシア七賢人の一人に数えられることがある。エピメニデースと長母音表記されることもある。

メニッポス』 プラド美術館ガダラのメニッポス(、Menippos ho Gadareus、最盛期：紀元前3世紀)は、キュニコス派の風刺作家。彼の作品はすべて散逸し残っていないが、ウァロとルキアノスに重要な影響を与えた。

オノマクリトス(, 紀元前530年頃 - 紀元前480年)は、古代ギリシアの神託編纂者。アテナイの僭主ペイシストラトスの家中に育った。後にホメーロスの詩とされるものの原型を用意したと言われており、古い神託や詩歌の熱心な収集者であると同時に、贋作者でもあった。

メナンドロス・プロテクトル () と呼ばれたメナンドロス(、? - 582年以降)は、古典古代末期、ビザンツ帝国初期の皇帝マウリキウスの時代に活動したギリシャ人の歴史家。

アガティアス(Agathias、)、ないし、アガティアス・スコラスティコス(Agathias Scholasticus、、530年ころ、ないし、536年ころ - 582年ころ、ないし、594年)は、現在のトルコ領に位置する小アジア西部のアイオリスの都市ミュリナ出身とされる、...

テゲアのアリスタルコス(, )は、古代ギリシアの悲劇詩人である。アルカディア地方の都市テゲアの出身で、ソポクレスとエウリピデスの同時代人だった。

シドンのアンティパトロス(、Antipatros ho Sidonios、紀元前2世紀後半－前1世紀初)は、古代ギリシアのエピグラム詩人である。フェニキアのシドンに生まれた。

ガダラのメレアグロス(, 紀元前130年頃 - 前80年頃、最盛期：紀元前1世紀)は、詩人であり、エピグラム詩の蒐集家で編纂者である。彼は、今日散失して失われた、幾つかの風刺文学風の散文を記し、複数の官能的な詩を書いたが、それらのなかの134編ほどのエピグラムが残っている。

プリュギアのダレス(, , )は、古代ギリシアの詩人である。ホメロスの叙事詩『イリアス』に名前が現れるトロイアのヘパイストス神の神官ダレスとされる。

前5世紀の酒杯(キュリクス)。アテネ国立考古学博物館所蔵メガラのテオグニス( 紀元前6世紀ごろ)は、古代ギリシア・アルカイック期の詩人。教訓詩を多く詠み、後世のギリシア文学に度々引用された。

コロポンのニカンドロス(, , )は、古代ギリシアのヘレニズム期の詩人、文法家、医学者である。長音によりコロポーンのニーカンドロスとも表記される。小アジアのコロポン近郊のクラロス(現代のトルコのAhmetbeyli)の出身。主に教訓詩と呼ばれるジャンルで活躍した。