妲己(だっき、)は、殷王朝末期(紀元前11世紀ごろ)の帝辛(紂王)の妃。帝辛に寵愛され、末喜などと共に悪女の代名詞的存在として扱われる。

徒単皇后(とぜんこうごう、1120年 - 1170年)は、金の廃帝海陵王の皇后。

王皇后(おうこうごう)は、中国の唐の高宗李治の廃后。本貫は并州祁県。

汪皇后(おうこうごう)は、明の景泰帝の廃皇后。

胡 善祥(こ ぜんしょう)は、明の宣徳帝の最初の皇后。恭譲皇后(きょうじょうこうごう)と諡された。

継后張氏(けいこう ちょうし)は、明の嘉靖帝の廃后。名は七姐(しちしゃ)。

廃后呉氏(はいこう ごし)は、明の成化帝の廃后。

胡皇后(ここうごう、生没年不詳)は、北斉の後主の2人目の皇后。本貫は安定郡臨涇県。

斛律皇后(こくりつこうごう、生没年不詳)は、中国の北斉の後主高緯の1人目の皇后。斛律光の娘。朔州勅勒部の出身。

梁 女瑩(りょう じょえい)は、後漢の桓帝の1番目の皇后。義理の姑であった順烈皇后梁妠(順帝の皇后)の妹、また梁冀の妹である。

伏 寿(ふく じゅ)は、後漢最後の皇帝献帝の皇后(廃后)。徐州琅邪郡東武県(現在の山東省濰坊市諸城市)の出身。前漢の伏湛の末裔。父は伏完。生母は盈(姓は不明)。嫡母は劉華(桓帝の娘の陽安公主)。兄は伏徳・伏典ら。姉妹が5人いる。

宋皇后(そうこうごう)は、後漢の霊帝の最初の皇后で廃后。右扶風平陵県(現在の陝西省咸陽市秦都区)の人。父は宋酆。

郭 聖通(かく せいつう)は、後漢の初代皇帝光武帝(劉秀)の皇后。別称は光武郭皇后。冀州真定国藁城県の人。

郭皇后(かくこうごう)は、北宋の第4代皇帝仁宗の最初の皇后。

靳 月光(きん げっこう、? - 315年)は、前趙の昭武帝劉聡の皇后(廃后)。妹に靳月華、および隠帝劉粲の皇后がいる。

衛 子夫(えい しふ)は、前漢の武帝の皇后。子夫は字。諱は不明。母は婢であった衛媼(えいおん)。息子に劉拠(戾太子)。姉は衛君孺・衛少児(霍去病の母)、弟には大将軍となった衛青がいる。衛青の父親が下級官吏の鄭季(ていき)とされており、衛子夫の父親も鄭季とする説がある。

許皇后(きょこうごう)は、前漢の成帝の皇后。宣帝の皇后で元帝の母である許平君の従兄弟の娘にあたる。

趙 飛燕(ちょう ひえん)は、前漢成帝の皇后。元名を宜主と称した。

鄧 猛女(とう もうじょ)は、後漢の桓帝の2番目の皇后。本貫は南陽郡新野県。鄧禹の玄孫娘。

張皇后(ちょうこうごう、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の曹芳の皇后。司隸馮翊郡高陵県の人。父は張緝。