楊 异(よう い、533年 - 600年)は、北周から隋にかけての政治家。字は文殊。本貫は恒農郡華陰県。

楊 尚希(よう しょうき、534年 - 590年)は、西魏から隋にかけての政治家・学者。

楊 素(よう そ、? - 606年)は、北周から隋にかけての政治家・軍人。隋の上柱国・司徒・楚景武公に上った。字は処道。父は楊旉。弟は楊約・楊詢・楊慎・楊岳・楊戻・楊操ら。子は楊玄感・楊玄奨・楊玄縦・楊仁行・楊万石・楊積善ら。

楊 玄感(よう げんかん、生年不詳 - 613年)は、隋の将軍。煬帝の高句麗遠征に際して反乱を起こした。この反乱自体は失敗し、楊玄感自身は敗死したものの、これ以降、反乱が各地で口火を切り、群雄割拠を経て、隋の滅亡や唐の成立へとつながる切っ掛けとなった。

虢国夫人(かくこくふじん、生年不詳 - 至徳元載(756年))は、唐代玄宗朝の妃である楊貴妃の姉。姓は楊、名は伝わっていない。楊貴妃の栄誉の恩恵を受けて豪奢にふるまったが、楊貴妃の死後殺された。

楊 炯(よう けい、生年不詳 - 692年)は、中国の唐代初期の詩人。王勃・盧照鄰・駱賓王とともに「初唐の四傑」と称せられる。

楊 国忠(よう こくちゅう、? - 天宝15載6月14日(756年7月15日))は、唐代玄宗朝の権臣。名は釗(しょう)。楊貴妃と曾祖父の楊令本が同じで又従兄にあたる。なお、武周時代に佞臣と言われた張易之の姉妹の子とも言われる。

楊 佺期(よう せんき、生年不詳 - 399年)は、東晋の軍人。本貫は弘農郡華陰県。

楊 済(よう さい、? - 291年)は、中国西晋の武将・政治家。字は文通。本貫は弘農郡華陰県。楊駿・楊珧の弟。武帝の悼皇后楊芷の叔父。『晋書』に伝がある。

楊 駿(よう しゅん、生年不詳 - 永平元年3月8日(291年4月23日))は、中国西晋時代の権臣。字は文長。本貫は弘農郡華陰県。武帝司馬炎の外戚として権勢を振るったが、恵帝の皇后賈南風と対立した末に誅殺された。彼の死は八王の乱の端緒となった。

楊 貴妃(よう きひ、ヤン・グイフェイ)は、中国唐代の皇妃。姓は楊、名は玉環。貴妃は皇妃としての順位を表す称号。玄宗皇帝の寵姫。玄宗皇帝が寵愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたと伝えられたため、傾国の美女と呼ばれている。

楊 奥妃(よう おうひ、481年 - 509年12月9日)は、北魏の京兆王元愉の妻。西魏の文帝の母。字は婉瀴。

楊 艶(よう えん)は、中国西晋の武帝司馬炎の皇后。恵帝の母。字は瓊芝。本貫は弘農郡華陰県。父は魏の通事郎の楊炳(字は文宗)。曾祖父は楊衆(楊震の曾孫)。母は趙氏。

楊 芷(よう し)は、中国西晋の武帝司馬炎の2人目の皇后。最初の皇后の楊艶の父方の従妹。字は季蘭。小字(幼名)は男胤。本貫は弘農郡華陰県。父は驍騎鎮軍二府司馬の楊駿。母は正妻の龐氏。

楊 昱(よう いく、478年 - 531年)は、北魏の官僚・軍人。字は元晷。本貫は恒農郡華陰県。

楊 逸(よう いつ、500年 - 531年)は、北魏の官僚。字は遵道。本貫は恒農郡華陰県。

楊 侃(よう かん、488年 - 531年)は、北魏の官僚・軍人。字は栄業。本貫は恒農郡華陰県。

楊 琦(よう き、生没年不詳)は、中国後漢末期の政治家。字は公挺、または公偉・公綽・子奇。名は楊奇とも。本貫は司隷弘農郡華陰県。曾祖父は楊震。祖父は楊牧(楊震の長男)。父は楊統。子は楊亮。

楊 鈞(よう きん、生年不詳 - 524年)は、北魏の官僚・軍人。字は季孫。本貫は恒農郡華陰県。玄祖父は楊彰(楊珧の子)。高祖父は楊結。曾祖父は楊継。祖父は楊暉。父は楊恩。

楊 倹(よう けん、生年不詳 - 542年)は、北魏から西魏にかけての軍人・政治家。字は景則。本貫は恒農郡華陰県。