テーレマコス(、、)は、ギリシア神話の人物である。イタケーの王オデュッセウスとペーネロペーの息子で、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』の登場人物の1人。長母音を省略してテレマコスとも表記される。

ナウシカアー(、、現代ギリシャ語: )は、ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』に登場するスケリア島の王女。父はパイアーケス王アルキノオス、母はアーレーテー王妃。

ハリテルセース(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してハリテルセスとも表記される。ハリテルセースはイタケー島の老人で、オデュッセウスの一族とも親交が深かった。

ピロイティオス(, , )は、ギリシア神話の人物で、イタケー王オデュッセウスに仕える牛飼いである。

ペイシストラトス(, , )は、ギリシア神話の人物である。ピュロスの王ネストールの子で、母親はクリュメノスの娘エウリュディケー、あるいはクラティエウスの娘アナクシビアー。

ペーネロペー(、)は、ギリシア神話に登場する女性である。ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』ではペーネロペイア(、)の名で登場する。長母音を省略してペネロペ､ペネロペイア、また現在のギリシアではピネロピとも発音される。

ペーミオス(, )は、ギリシア神話の人物で、イタケーの楽人である。長母音を省略してペミオスとも表記される。オデュッセウスが帰国しない間、ペーネロペーの求婚者たちはペーミオスを無理やりオデュッセウスの館に連れて行き、詩を歌わせた。

ポリュペーモス(、、)は、ギリシア神話の巨人または人物である。長母音を省略してポリュペモスあるいはポリュフェモスとも表記する。ポリュペーモスとは「名の知られた」という意味である。

マローン(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してマロンとも表記される。エウアンテースの子。ディオニューソス、あるいはシーレーノスの子ともいわれる。

メガペンテース(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してメガペンテスとも表記される。主に、* プロイトスの子* メネラーオスの子が知られている。以下に説明する。

メランティオス(、、)は、ギリシア神話の人物である。ドリオスの子で、メラントーと兄弟。イタケーの王オデュッセウスに仕える山羊飼いだが忠誠心がなく、口の悪い乱暴者だった。オデュッセウスの妻ペーネロペーの求婚者の1人エウリュマコスに気に入られていた。

メントルとも表記される。ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』によれば、老年期にはオデュッセウスの友となり、乳兄弟のエウマイオスと共に、オデュッセウスがトロイア戦争に従軍した際に彼の館と、息子のテーレマコスを任された。

ラーエルテース(、)は、ギリシア神話の人物である。長母音を略してラエルテスとも表記する。イタケー島の王であり、オデュッセウスの父として知られる。イアーソーン率いるアルゴナウタイや、カリュドーンの猪狩りに参加した。

レーオーデース(, )は、ギリシア神話の人物である。オイノプスの子で、ペーネロペーの求婚者の1人。求婚者たちが家畜を神にささげるさいの兆しを占った。長母音を省略してレオデスとも表記される。

ラミアーまたはラミア()は、ギリシア神話に登場するリビュアーの女性で、ゼウスと通じたためにヘーラーによって子供を失い、その苦悩のあまり他人の子を殺す女怪と化した。眼球を取り出すことができるが、これはヘーラーに眠りを奪われた彼女にゼウスが与えた能力ともいわれる。

オイディプース(、 、 )は、ギリシア神話の登場人物である。長母音を省略してオイディプス、あるいはエディプスとも表記される。テーバイの王ラーイオスとその妻イオカステーの間の子。名前は「膨れ上がった足」の意味。

カウノス(ギリシャ語:)は、ギリシア神話の登場人物。アポローンの孫でミレトスとキュアネエの息子。ビュブリスの双子の兄である。自分に恋をした妹ビュブリスの思いを拒絶し、故国を去って、異境の地に新しい都市を建設した。

ビュブリス(ギリシャ語:)は、ギリシア神話の登場人物。アポローンの孫でミレトスとキュアネエの娘。カウノスの双子の妹。

キニュラース (, ラテン文字表記：Cinyras)は、ギリシア神話に登場するフェニキアの王。実の娘であるミュラーに思いを寄せられ、夜の闇によって相手が12歳の娘だということを知らずに近親相姦を行ったが、やがて相手が娘だということを知ることとなる。娘との間にアドーニスが生まれた。

ミュラー (, ラテン文字表記：Myrrha)は、ギリシア神話に登場するフェニキアの王女。ミルラ、またはミュラとも。