孔 桂(こう けい、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての武将。字は叔林。孔掛とも記される。天水郡の人。『魏略』では秦朗とともに『佞幸編』に収録されていたという。

傅 嘏(ふ か、建安14年(209年) - 正元2年(255年))は、中国三国時代の魏の政治家。字は蘭石。涼州北地郡泥陽県の出身。父は傅充。伯父は傅巽。子は傅祗など(他は不詳)。孫は傅宣・傅暢。『三国志』魏書に伝がある。

傅 巽(ふ そん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の政治家。字は公悌。涼州北地郡泥陽県の出身。

鄧 忠(とう ちゅう、? - 景元5年(264年)正月)は、中国三国時代の魏の武将。本貫は荊州義陽郡棘陽県(現在の河南省南陽市新野県)。『三国志』魏書に伝のある鄧艾の子。

鮑 勛(ほう くん、? - 226年)は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての政治家。字は叔業。鮑勲とも表記される。遠祖は并州上党郡屯留県の人であり、後に兗州泰山郡東平陽県に移住した。前漢の司隷校尉の鮑宣の九世の孫。父は鮑信。兄は鮑卲。甥は鮑融(鮑卲の子)。

孟 達(もう たつ、? - 228年)は、中国後漢末期から三国時代の軍人。字は子敬(しけい)、後に子度(しど／したく)。司隷扶風郡の出身。父は孟佗。子は孟興。甥は鄧賢。

龐 林(ほう りん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代にかけての人物。本貫は荊州南郡襄陽県。『三国志』蜀書に伝のある龐統の弟。

梁 緒(りょう しょ、生没年不詳)は、中国三国時代の政治家。魏・蜀漢に仕えた。

張 遼(ちょう りょう、165年/169年 - 222年)は、中国後漢末期から三国時代の武将。字は文遠(ぶんえん)。并州雁門郡馬邑県(現在の山西省朔州市朔城区)の出身。前漢の聶壱(じょういつ)の子孫に当たるという。兄は張汎。子は張虎。孫は張統。

楊 俊(よう しゅん、? - 222年)は、中国後漢末期から三国時代の政治家。字は季才。司隷河内郡獲嘉県(現在の河南省新郷市獲嘉県)の人。子の名は不明。孫は楊覧・楊猗。孫娘は西晋の東海王司馬越の母。

張 既(ちょう き、? - 223年)は、中国後漢末期から三国時代にかけての武将・政治家。字は徳容。司隸左馮翊高陵県の人。子は張緝・張翁帰。孫は張藐・張皇后。『三国志』魏志に伝がある。

梁 習(りょう しゅう、? - 230年)は、後漢末から三国時代にかけての武将・政治家。字は子虞。梁施の父。豫州陳郡柘県の人。『三国志』魏志「劉司馬梁張温賈伝」に伝がある。

陳 矯(ちん きょう、? - 237年)は、中国後漢末期から三国時代の政治家。魏に仕えた。字は季弼。徐州広陵郡東陽県の人。子は陳本・陳騫・陳稚。『魏氏春秋』によると、元々は劉姓であったが、母方の陳姓に改めたとある。『三国志』に独立した伝がある。

満 寵(まん ちょう、? - 242年)は、中国後漢末期から三国時代の魏の武将・政治家。字は伯寧。兗州山陽郡昌邑県の人。子は満偉・満炳。娘は司馬榦の妻。孫は満長武・満奮。『三国志』魏志「満田牽郭伝」に伝がある。

李 勝(り しょう、? - 249年)は、中国三国時代の政治家。魏に仕えた。字は公昭。荊州南陽の人。李休の子。『三国志』では魏書の「諸夏侯曹伝」の本文やそれに引かれた『魏略』、さらに「傅嘏伝」の注に引用された『傅子』に記録がある。

令狐 愚(れいこ ぐ)は、中国三国時代の魏の政治家。本名は令狐 浚(-しゅん)。字は公治。本貫は并州太原郡。おじの王淩と共に曹彪の擁立を計画したが、自身の死後に事が露呈し、三族皆殺しとなった。

孫 資(そん し、? - 251年)は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての人物。字は彦龍。并州太原郡中都県の出身。子は孫宏。孫は孫楚。

張 緝(ちょう しゅう、? - 254年)は、中国三国時代の政治家。字は敬仲。司隸左馮翊高陵県の人。父は張既。弟は張翁帰。子は張藐。娘は張皇后。孫は張殷。『三国志』魏志「張既伝」などに記述がある。

張 藐(ちょう ばく)は、中国三国時代の魏の人物。皇帝曹芳の舅である張緝の子。本貫は司隸左馮翊高陵県。

文 欽(ぶん きん、? - 258年)は、中国三国時代の武将。字は仲若。父は文稷。子は文鴦・文虎。本貫は豫州譙郡譙県。『三国志』魏志「毌丘倹伝」とそれが引く『魏書』の他、魏志・呉志の各所に記録がある。