檀君(だんくん、　タングン)は、13世紀末に書かれた『三国遺事』に初めて登場する、一般に紀元前2333年に即位したとされる伝説上の古朝鮮の王。『三国遺事』によると、天神桓因の子桓雄と熊女との間に生まれたと伝えられる。

解慕漱(かいぼそ、ヘモス)は、夫余の神話上の王。『三国遺事』によれば地上に降りた天帝であり建国者とされる。

金 閼智(きん あっち・こん あっち、65年? - ?)は、新羅の金氏王統の始祖とされる人物。第4代王脱解尼師今のときに神話的出生とともに見出された。7世孫に第13代王味鄒尼師今が出て新羅王として即位し、以後金氏の王統が占めることとなり、始祖として敬われた。

金 星漢(きん せいかん/こん せいかん、김 성한/금 성한)または金 勢漢(きん せいかん/こん せいかん、김 세한/금 세한)は、新羅初期の王族で、異名は星漢王または太祖星漢王、勢漢王。

瓠公(ここう、生没年不詳)は、新羅の建国時(紀元前後)に諸王に仕えた重臣。また金氏王統の始祖となる金閼智を発見する。もとは倭人とされる。新羅の3王統の始祖の全てに関わる、新羅の建国時代の重要人物である。

アーラシュ( Āraš-e Kamāngīr, アーラシェ・カマーンギール)は、イランの伝承上の英雄である。

生没年不詳(せいぼつねんふしょう)とは、歴史上の人物の生没年がともに不明であることを示す。生没年(せいぼつねん)は、ある個人の生まれた年(生年)、死亡した年(没年)をあわせた名称であり、伝記を記述するに当たって重要な要素の一つである。

豊竹 嶋太夫(とよたけ しまたゆう)は、日本の文楽(義太夫節)の「大夫」(太夫)。嶋太夫の名跡は、令和の時代まで8人に継がれている。しまの漢字表記は「島太夫」とも。

若竹 笛躬(わかたけ ふえみ、生没年不詳)は、江戸時代中期の浄瑠璃作者。

宇麻(うま、生没年不明)は、7世紀の人物で、朝鮮半島南沖の済州島にあった耽羅国の人である。673年に日本に遣わされた使者の一人になった。宇麻の名は、『日本書紀』に天武天皇2年(673年)閏6月8日の条にのみ現れる。

久麻伎(くまぎ、生没年不明)は、7世紀の人物で、朝鮮半島沖の済州島にあった耽羅国の王子(せしむ)である。名は久麻芸とも書く。669年、673年、675年の3度、日本への使者に立った。3度の来日は、どれも『日本書紀』に記されている。

都羅(つら、生没年不明)は、7世紀の人物で、朝鮮半島沖の済州島にあった耽羅国の王子である。673年と677年に日本への朝貢の使者になった。都羅に関する記録は『日本書紀』にある。天武天皇2年(673年)閏6月8日に、耽羅の王子久麻伎に従って朝貢に来た。

吉岡 直重(よしおか なおしげ、生没年不詳)は安土桃山時代から江戸時代にかけての剣客。福住道祐「吉岡伝」に登場する人物、通称は又市。吉岡源左衛門直綱(吉岡直綱)は兄、吉岡清次郎重賢(吉岡重賢)は弟(従弟の説もある)に当たる。剣術の吉岡流三代目吉岡直賢の次男として生まれる。

吉岡 直綱(よしおか なおつな、生没年不詳)は、安土桃山時代の剣客、染物家。通称は源左衛門。別名に兼房、清次郎重堅。号は憲法(けんぼう。拳法、憲房とも)。諸説あるが、吉岡直重は剣の師匠、あるいは弟、吉岡重賢は末弟(従弟の説もある)に当たる。

打身 佐内(うちみ さない、生没年不詳)は、江戸時代前期の槍術家。

清水 新助(しみず しんすけ、生没年不詳)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての槍術家。

種田 幸忠(たねだ ゆきただ、生没年不詳)は、江戸時代中期の槍術家。通称は市左衛門。

中山 家吉(なかやま いえよし、生没年不詳)は、江戸時代前期の槍術家。通称は角兵衛。

康 宝育(カン・ボユク、)は、高麗の初代王王建の母方の高祖父である。またの名を損乎述(ソンホスル)。

康允成(こう・いんせい、カン・ユンソン())は、高麗の文官。李氏朝鮮初代王・李成桂の第二夫人・神徳王后の父である。本貫は元々信川、神徳王后が李成桂と結婚した後は谷山。