藤原 保忠(ふじわら の やすただ)は、平安時代前期から中期にかけての公卿。藤原北家、左大臣・藤原時平の長男。官位は正三位・大納言。八条大納言・八条大将・賢人大将と称された。

藤原 保則(ふじわら の やすのり)は、平安時代前期の公卿。藤原南家豊成流、左兵衛佐・藤原貞雄の子。官位は従四位上・参議。地方官として善政により治績をあげ良吏として知られ、良二千石と謳われた。

藤原 山蔭(ふじわら の やまかげ)は、平安時代前期の公卿。越前守・藤原高房の三男。

藤原 良近(ふじわら の よしちか/まさちか)は、平安時代前期の貴族。藤原式家、中納言・藤原吉野の四男。官位は従四位下・神祇伯。

源 興扶(みなもと の おきすけ)は、平安時代前期の皇族・貴族。仁明天皇の第四皇子、弾正尹・人康親王の子。官位は従四位下・侍従。初め興扶王を名乗る。

源 興基(みなもと の おきもと)は、平安時代前期の皇族・公卿。仁明天皇の孫で、弾正尹・人康親王の長男。官位は正四位下・参議。もと興基王と名乗るが、臣籍降下して仁明源氏となる。

源 兼忠(みなもと の かねただ)は、平安時代前期から中期にかけての公卿。清和天皇の孫で、上野太守・貞元親王の子。官位は正四位下・参議。

源 兼善(みなもと の かねよし)は、平安時代前期の皇族・貴族。光孝天皇の第二皇子。始め兼善王を名乗るがのち臣籍降下。官位は従四位上・侍従。

源 清平(みなもと の きよひら)は、平安時代前期から中期にかけての公卿。式部卿・是忠親王の次男。

源 是茂(みなもと の これしげ、仁和2年(886年) - 天慶4年6月10日(941年7月11日))は、平安時代前期の貴族。嵯峨源氏、大納言・源昇の子。光孝天皇の養子(第十三皇子)。官位は従三位・権中納言。

源 是恒(みなもと の これつね)は、平安時代前期の賜姓皇族・貴族。光孝天皇の第八皇子。官位は従四位上・美濃権守。

源 貞恒(みなもと の さだつね)は、平安時代前期の賜姓皇族・公卿。光孝天皇の第十皇子。官位は正三位・大納言。

源 覚(みなもと の さとる)は、平安時代前期の貴族。仁明天皇の皇子。官位は正四位下・宮内卿。

源 相職(みなもと の すけもと)は、平安時代前期から中期にかけての貴族。文徳源氏、中納言・源当時の子。官位は従四位下・右大弁。

源 湛(みなもと の たたう)は、平安時代前期の公卿。嵯峨源氏、左大臣・源融の長男。官位は従三位・大納言。

源 近善(みなもと の ちかよし)は、平安時代前期の皇族・公卿。始め近善王を称した。名は近喜とも記される。光孝天皇の第六皇子。官位は従三位・治部卿。

源 仕(みなもと の つこう)は、平安時代中期の軍事貴族。大納言・源昇の次男。官位は従五位上、武蔵守、修理大夫。嵯峨源氏・源融の孫。渡辺氏の祖・渡辺綱の祖父にあたる。

源 昇(みなもと の のぼる)は、平安時代初期から中期にかけての公卿。嵯峨源氏、左大臣・源融の次男。官位は正三位・大納言。河原大納言と号す。

源 光(みなもと の ひかる、承和12年〈845年〉 - 延喜13年〈913年〉)は、平安時代前期の公卿。仁明天皇の皇子(第三源氏)。官位は正二位・右大臣、贈正一位。西三条右大臣を号す。

源 等(みなもと の ひとし)は、平安時代前期から中期にかけての公卿。嵯峨源氏、中納言・源希の次男。官位は正四位下・参議。小倉百人一首では参議等。