王 底楨(おう ていてい、Wáng Dǐzhēn、? - 1858年)は、清末の白蓮教徒の蜂起の指導者の一人。王廷楨とも。安徽省潁州府阜陽県西爐寨の出身。

韓 奇峰(かん きほう、Han Qifeng、? - 1862年)は、清末の捻軍の反乱の指導者の一人。韓老万と呼ばれた。安徽省潁州府亳州曹市集出身。地主出身であったが、捻軍の蜂起に参加し、1855年の雉河集の会盟に参加して、藍旗旗主となった。

許 振禕(きょ しんい、Xǔ Zhènyī、? - 1899年)は、清末の官僚。字は仙屏。江西省奉新県出身。咸豊の初めに曽国藩の幕僚となった。

黄 威(こう い、Huáng Wēi、? - 1877年)は、清末の福建小刀会の反乱の指導者の一人。黄位とも。福建省泉州府同安県出身。廈門の天地会の一派である小刀会の首領となり、1853年に一族の黄徳美とともに海澄で蜂起して、廈門を占領した。

耿 精忠(こう せいちゅう、? - 康熙21年1月20日(1682年2月26日))は、清朝の軍人。靖南王。三藩の乱の参加者の一人。耿仲明の孫で、耿継茂の長男。耿昭忠・耿聚忠・耿氏(尚之信の妻)の兄。

孔 有徳(こう ゆうとく、? - 1652年)は、中国明末清初の軍人。明の武将であったが、1631年、清の太宗ホンタイジの大凌河城攻撃の際に清軍に降伏。以後、清の中国平定に活躍。1646年、その功績により、定南王に封じられる。

蔡 発春(さい はつしゅん、Cai Fachun、? - 1861年)は、清末のパンゼーの乱の指導者の一人。字は向陽。雲南省順寧府雲州出身。

史 念祖(し ねんそ、Shi Nianzu、? - 1910年)、字は縄之は、清朝の官僚。江蘇省江都出身。刑部尚書を務めた史致儼の孫。幼時より兵法を好み、捻軍の蜂起が発生すると通判の地位を買った。喬松年に従って蒙城の包囲を解くのに功績をあげた。

朱 洪英(しゅ こうえい、Zhu Hongying、? - 1874年)は、清末の昇平天国の反乱の指導者の一人。湖南省永州府東安県出身。天地会に加入し、東安から広西省全州・灌陽を中心に活動していた。胡有禄とともに機をうかがい、1852年に南寧で挙兵した。

朱 紅灯(しゅ こうとう、Zhu Hongdeng、? - 1899年)は、義和団の指導者の一人。

勝保(しょうほ、　転写：šengboo、? - 1863年)は、清末の官僚・軍人。字は克斎。満洲鑲白旗人。スワン・グワルギャ氏( suwan gūwalgiya hala、蘇完瓜爾佳氏)。

任 武(じん ぶ、Ren Wu、? - 1863年)は、清末の陝西省での回民蜂起の指導者。任五または任老五ともいう。陝西省出身。イスラム教のアホン。1857年から1858年まで雲南省の回民の蜂起に参加し、帰郷後に陝西省での反清運動の準備を進めた。

瑞麟(ずいりん、ルイリン、　転写：žuilin、? - 1874年)は、清末の官僚。字は澄泉。満州正藍旗人で氏族はイェヘナラ氏(yehe nara hala、葉赫那拉氏)。

蘇 天福(そ てんふく、Sū Tiānfú、? - 1863年)は、清末の捻軍の反乱の指導者の一人。回族。蘇添福とも。河南省帰徳府永城県出身。塩の密売を行っていたが、捻党の張楽行・龔得樹と知り合い義兄弟となった。

宋 継鵬(そう けいほう、Song Jipeng、? - 1863年)は、清末の文賢教の乱の指導者の一人。山東省兗州府鄒県の出身。

曹 福田(そう ふくでん、Cao Futian、? - 1901年)、清末の義和団の乱の指導者の一人。

孫 葵心(そん きしん、Sun Kuixin、? - 1861年)は、清末の捻軍の乱の指導者の一人。安徽省亳州孫集出身。かつて亳州で龔得樹に命を救われたことがあり、龔得樹が蜂起すると孫葵心も呼応して、龔得樹率いる白旗に属して活動した。

褚 汝航(ちょ じょこう、Chu Ruhang、? - 1854年)。字は一帆は、清の官僚、湘軍の指揮官。江蘇省呉県出身。官職を金で買い、広西省に赴任した。太平天国の乱が発生すると、金田村を攻撃して功績があり、知府に抜擢された。

張 禹爵(ちょう うしゃく、Zhang Yujue、? - 1868年)は、清末の捻軍の反乱の指導者の一人。捻軍の指導者の張楽行の兄の張敏行の子にあたる。安徽省潁州府亳州雉河集の出身。

張 高友(ちょう こうゆう、Zhāng Gāoyǒu、? - 1862年)は、清末の民衆蜂起の指導者。福建省漳州出身であるが、広西省茘浦に移住した。