李 信(り しん、生没年不詳)は、中国の戦国時代末期の秦国の将軍。字は有成。秦王政(後の始皇帝)に仕え、諸国の統一に貢献した。『史記』白起・王翦列伝および刺客列伝において、その事績が記されている。

王 長述(おう ちょうじゅつ、生没年不詳)は、中国の西魏から隋にかけての政治家・軍人。名は述。長述は字であり、字をもって通称される。本貫は京兆郡覇城県。

元 諧(げん かい、生没年不詳)は、中国の隋の軍人・政治家。本貫は河南郡洛陽県。

曹 武徹(そう ぶてつ、生没年不詳)は、中国の隋末の民衆叛乱の指導者。

達奚 長儒(たつけい ちょうじゅ、生没年不詳)は、中国の西魏から隋にかけての軍人。字は富仁。本貫は代郡。

智永(ちえい、生没年不詳)は、中国の南朝陳から隋にかけて活躍した僧・書家。会稽郡山陰県(現在の浙江省紹興市柯橋区平水鎮)の出身。本貫は琅邪郡臨沂県。俗姓は王氏(琅邪王氏)、名は法極、永禅師と号した。書聖王羲之の五男の王徽之の六世の孫にあたる。

田 仁恭(でん じんきょう、生没年不詳)は、北周から隋にかけての政治家・軍人。字は長貴。本貫は長城郡長城県。

独孤 楷(獨孤楷、どっこ かい、生没年不詳)は、中国の北周から隋にかけての軍人・政治家。本姓は李氏。字は修則。

裴 世清(はい せいせい、生没年不詳)は、6世紀後半 - 7世紀前半の中国隋・唐代の官吏。本貫は河東郡聞喜県。隋の煬帝による命令で俀國(倭国)を訪れた使者として名が知られている。『隋書』では裴清と記されている。

和 洪(わ こう、生没年不詳)は、中国の北周から隋にかけての軍人。本貫は汝南郡。

金 正浩(キム・ジョンホ、生没年不詳)は、李氏朝鮮の実学者、地理学者。朝鮮において初めて精巧な全国地図『大東輿地図』を作成した人物として知られているが、その詳しい経歴についての記録は残っていない。生没年不詳(1804年頃から1866年頃)。字は伯元、、伯之。号は古山子。

ジュリア おたあ(生没年不詳)は、安土桃山時代の朝鮮人女性。文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の際に日本に連行され、のちにキリスト教に改宗して、現代に伝わる洗礼名「ジュリア」を得て、日本名「たあ」と合わせて「ジュリアおたあ」と呼ばれる。

大長今(だいちょうこん、テジャングム、生没年不詳)は、李氏朝鮮の中宗期の医女。

千 巖(せん がん、)は、中国明の宰相、武将。朝鮮氏族の潁陽千氏の始祖である。中国河南省出身。千巖の9代子孫が朝鮮の役を征討するため、李氏朝鮮へ派兵された明軍の武将の千萬里である。千萬里は、戦争終結後帰国せずに李氏朝鮮にとどまり帰化した。

張 文翰()は、李氏朝鮮の文官であり、朝鮮氏族の太原張氏の始祖である。李氏朝鮮の明宗21年に文科に及第、居昌県監を務めた。張福謹(居昌県監・宗廟令を務めた)の子である。

徐鶴()は、壬辰倭乱の際の明軍の武将。中国浙江省出身。祖父は明の礼部を務めた徐海龍である。徐鶴は明軍の都摠管として丁酉再乱の際に、援軍として李氏朝鮮に派遣、戦功を挙げ、その後慶尚北道星州郡に定着した。朝鮮氏族の浙江徐氏の始祖である。

李敏道()は、李氏朝鮮の文官であり、朝鮮氏族の商山李氏の始祖である。中国河間府出身。本貫は隴西で、中国で翰林学士を務めていたが、中国元の混乱を避けるため高麗に帰化した。李敏道は、李氏朝鮮の開国に功を奏し、佐命開国二等功臣の叙勲と商山君に封じられた。

桂碩遜()は、中国明の文官であり、朝鮮氏族の遂安桂氏の始祖である。中国明出身。桂碩遜は、明で礼部侍郎を務めていた時に、朱元璋の命令で、李氏朝鮮に礼学を伝授するため派遣され、その後李氏朝鮮に帰化して、遂安伯に封ぜられた。

楚 海昌()は、朝鮮氏族の巴陵楚氏の始祖である。中国明の翰林学士であったが、清に滅ぼされた時に朝鮮に亡命、忠義将軍・星山伯に封じられた。慶尚北道蔚州郡農所面に墓所がある。

浪 礎()は、朝鮮氏族の楊州浪氏の始祖である。中国江蘇省揚州出身。明の兵部侍郎を務めていたが、崇禎時代の1628年から1644年にかけて李氏朝鮮に帰化した。また『盎葉記』には、女真の投降者の末裔と記録されている。