日乗(にちじょう、？ - 文保2年3月28日(1318年4月19日))は、鎌倉時代後期の法華宗(日蓮宗、日蓮正宗)の僧。日興の弟子、本六の一人。奥州登米郡新田の出身。了性房・大学日乗とも号す。鎌倉常在寺開基。

日仙(にっせん、弘長2年(1262年)- 正平12年/延文2年1月7日(1357年1月27日))は、鎌倉時代中期から後期にかけて法華宗(日蓮正宗)の僧。摂津公・上蓮坊(百貫坊)と号す。日興の弟子。本六の一人。日蓮に仕え「百貫坊」という名前を与えられた。日華に従って讃岐地方に布教した。

日禅(にちぜん、生年不詳 - 元徳3年/元弘元年3月12日(1331年4月19日))は、鎌倉時代中期から後期にかけての法華宗の僧。日興の高弟子、本六の一人。少輔房と号す。大石寺塔中南之坊開基。

日尊(にちぞん)は、鎌倉時代の日興門流の僧。太夫阿闍梨と称する。京都要法寺の開山。日蓮本宗の祖。

日道(にちどう、弘安6年(1283年)- 暦応4年/興国2年2月10日(1341年2月26日))は、日蓮正宗総本山大石寺第4世の法主。

日澄(にっちょう、弘長1年(1261年)- 延慶3年3月14日(1310年4月14日))は、鎌倉時代中期から後期にかけての日興門流の僧。富木常忍の子、日頂の弟。寂仙房と号す。日興の弟子で新六の一人。

畠山 重慶(はたけやま ちょうけい、生年未詳 - 建保元年(1213年)9月)は、鎌倉時代前期の僧。大夫阿闍梨重慶(たいふあじゃりちょうけい)。平姓畠山氏の一族。鎌倉幕府の御家人であった畠山重忠の末子。

比企 能本(ひき よしもと、建仁2年(1202年)- 弘安9年2月15日(1286年3月11日))は、鎌倉時代前期の僧。比企能員の末子。法名は日学妙本。比企大学三郎能本。

峰翁祖一(ほうおう そいち、文永10年(1273年)- 延文2年(1357年)3月)は、鎌倉時代の臨済宗の僧。正宗大暁禅師。一説には鎌倉幕府の執権北条時宗の同母弟と伝わる。

北条 時村(ほうじょう ときむら)は、鎌倉時代前期の武将、北条氏の一門。

細川 皇海(ほそかわ こうかい)は、鎌倉時代末期から南北朝時代の武将。細川頼貞の子。土佐国守護を務めた。諱は不明、皇海は法名。通称は三位房律師。書状では、三位阿闍梨、紀州御大将が使われている(「日根文書」)。

細川 定禅(ほそかわ じょうぜん)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。細川頼貞の子。

明恵(みょうえ)は、鎌倉時代前期の華厳宗の僧。法諱は高弁(こうべん)。明恵上人・栂尾(とがのお)上人とも呼ばれる。父は平重国。母は湯浅宗重の四女。現在の和歌山県有田川町出身。華厳宗中興の祖と称される。

無極 志玄(むきょく しげん、弘安5年(1282年)- 延文4年/正平14年2月16日(1359年3月15日))は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての臨済宗の僧。父は順徳天皇の孫尊雅王。諱は志玄。道号は無極。諡号は仏慈禅師。

明峰素哲(めいほう そてつ、建治3年(1277年)- 観応元年/正平5年3月28日(1350年5月5日))は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての曹洞宗の僧。俗姓は富樫氏。諱は素哲。道号は妙峰。

黙庵(もくあん、生没年不詳)は、鎌倉時代末期～南北朝時代にかけての絵仏師、水墨画家。法諱は、初め是一、のち霊淵。可翁や鉄舟徳済らと共に日本の初期禅林画僧を代表する存在として名高い。中国の画僧「牧谿の再来」と評された。

頼助(らいじょ、寛元2年〈1244年〉 - 永仁4年2月28日〈1296年4月2日〉)は鎌倉時代の真言宗の僧。鎌倉幕府4代執権・北条経時の次男。兄に隆政。名は頼守とも。 父経時の菩提所である鎌倉佐々目の遺身院を拠点とし、佐々目頼助とも呼ばれる。

隆政(りゅうせい、仁治2年(1241年)- 弘長3年1月9日(1263年2月18日))は、鎌倉時代中期の僧侶。北条氏の一族。

良全(りょうぜん、生没年不詳)は、日本の鎌倉・南北朝時代に東福寺を中心として活躍した画僧。良詮とも書かれる。落款に「海西人」と記されていることから、九州もしくは渤海出身とする説もある。

石井 長勝(いしい ながかつ、生没年不詳)は、鎌倉時代の武将。通称は三郎、藤五郎。鎌倉松葉ヶ谷の地頭をつとめていたとされる。