孫 亮(そん りょう)は、三国時代の呉の第2代皇帝。廃立後は会稽王・侯官侯。初代皇帝孫権(大帝)の子(七男)。第3代皇帝孫休の異母弟。母は皇后の潘淑。皇后は全尚の娘の全氏。少帝と呼ばれることがある。

劉 禅(劉 禪、りゅう ぜん)は、三国時代の蜀漢の第2代皇帝。魏に降伏したため、皇帝としての諡は本来ないが、漢の後継を称する劉淵によって諡を贈られた。

霊帝(れいてい)は、中国後漢の第12代皇帝。章帝の玄孫に当たる。河間王劉開の曾孫。解瀆亭侯(元皇)の孫。解瀆亭侯劉萇(仁皇)の子。

呼廚泉(こちゅうせん、拼音：Hūchúquán、生没年不詳)は、中国後漢代から三国時代にかけての南匈奴の屠各種攣鞮部の単于。羌渠の子、於夫羅の弟。

鬱築鞬(呉音：うっちくこん、漢音：うっちくけん、拼音：Yùzhùjiān、? - 228年)は、中国三国時代の鮮卑の大人(たいじん：部族長)のひとり。軻比能の女婿。

軻比能(呉音：かびのう、漢音：かひどう、拼音：Kēbǐnéng、生年不詳 - 235年)は、中国後漢末期から三国時代の鮮卑族の大人(たいじん：部族長)。封号は附義王。

和連(呉音：われん、漢音：かれん、拼音：Hélián、生没年不詳)は、後漢末期の鮮卑族の大人(部族長)。光和年間、先代の大人である父の檀石槐が没するとその跡を継いだが、才覚・力量は父に及ばなかった。性質は貪淫、裁きは不公平であり、配下の半数の離反を招いた。

泄帰泥(呉音：せちぎない、漢音：せつきでい、拼音：Xièguīní、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の鮮卑族の大人(たいじん：部族長)のひとり。檀石槐の曾孫。扶羅韓の子で、歩度根の甥。泄帰尼とも書く。

扶羅韓(呉音：ぶらがん、漢音：ふらかん、拼音：Fúluóhán、生没年不詳)は、中国後漢末期の鮮卑族の大人(部族長)。

韋 昭(い しょう)は、中国三国時代の呉の政治家・儒学者・歴史家。字は弘嗣。揚州呉郡雲陽県の人。子は韋隆。『三国志』呉志 では韋曜と記載されている。

王 粛(おう しゅく、195年 - 256年)は、中国三国時代の政治家。魏に仕えた。字は子雍。徐州東海郡郯県(現在の山東省臨沂市郯城県)の人。父は王朗。子は王惲・王恂・王虔・王愷・王隆・王元姫(司馬昭妻)。従兄弟は王詳。曾孫は王雅。外孫は司馬炎(西晋の武帝)。

王 弼(おう ひつ、226年 - 249年)は、中国三国時代の魏の学者・政治家。字は輔嗣。兗州山陽郡の人。祖父は王凱。父は王業。兄は王宏。王弼は何晏らと共に「玄学」を創始したとされている。

何 晏(か あん)は、中国後漢末期から三国時代の魏の政治家、学者。字は平叔。祖父は何進。父と子の名は不詳。養父は曹操。彼の伝は「諸夏侯曹伝」の曹真伝付きの曹爽伝にある。

闞 沢(かん たく)は、中国後漢末期から三国時代の政治家・儒学者。字は徳潤。揚州会稽郡山陰県の人。『三国志』呉書に列伝が立てられている。

厳 畯(げん しゅん、生没年不詳)は、中国三国時代の学者・政治家。字は曼才。徐州彭城国の人。子は厳凱・厳爽。従甥(いとこの子)は厳武。『三国志』呉書に伝がある。

譙 周(しょう しゅう)は、中国三国時代から西晋の学者・政治家。字は允南。益州巴西郡西充国県の人。父は譙𡸫。子は譙熙・譙賢・譙同。孫は譙秀・譙登。

薛 綜(せつ そう)は、中国後漢末期から三国時代の呉にかけての政治家。字は敬文。豫州沛郡竹邑県(現在の安徽省宿州市埇橋区)の人。子は薛珝・薛瑩。孫は薛兼。戦国時代の斉・魏・秦の宰相を務めた孟嘗君(田文)の末裔とされる。

鄭 小同(てい しょうどう、興平2年(194年)? - ?)は、中国三国時代の魏に仕えた儒学者。字は子真。祖父は鄭玄。父は鄭益。本貫は青州北海国高密県の出身。

程 秉(てい へい、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の人物。呉の学者・政治家。字は徳枢。豫州汝南郡南頓県(現在の河南省周口市項城市)の人。

陸 績(りく せき、188年 - 219年)は、中国後漢末期の政治家・学者・武将。字は公紀(こうき)。本貫は揚州呉郡呉県(現在の江蘇省蘇州市呉中区)。陸褒の孫。陸康の子。陸儁の弟。陸遜・陸尚(徐夫人の前夫)の年下の従父。呉の名門である呉郡陸氏の一人。