龐 徳(ほう とく、? - 219年8月)は、中国後漢末期の武将。字は令明(れいめい)。涼州南安郡狟道県(現在の甘粛省天水市武山県四門鎮)の人。従兄は龐柔。子は龐会。龐悳とも表記される(「悳」は「徳」の異体字)。『三国志』魏志「二李臧文呂許典二龐閻伝」に伝がある。

張 遼(ちょう りょう、165年/169年 - 222年)は、中国後漢末期から三国時代の武将。字は文遠(ぶんえん)。并州雁門郡馬邑県(現在の山西省朔州市朔城区)の出身。前漢の聶壱(じょういつ)の子孫に当たるという。兄は張汎。子は張虎。孫は張統。

梁 習(りょう しゅう、? - 230年)は、後漢末から三国時代にかけての武将・政治家。字は子虞。梁施の父。豫州陳郡柘県の人。『三国志』魏志「劉司馬梁張温賈伝」に伝がある。

満 寵(まん ちょう、? - 242年)は、中国後漢末期から三国時代の魏の武将・政治家。字は伯寧。兗州山陽郡昌邑県の人。子は満偉・満炳。娘は司馬榦の妻。孫は満長武・満奮。『三国志』魏志「満田牽郭伝」に伝がある。

呂 拠(りょ きょ、? - 太平元年10月8日(256年11月12日))は、中国三国時代の呉の武将・政治家。字は世議。呂範の次男。妻は孫奐の娘で孫壱の妹。『三国志』では呉志「呂範伝」に付伝されている。

文 欽(ぶん きん、? - 258年)は、中国三国時代の武将。字は仲若。父は文稷。子は文鴦・文虎。本貫は豫州譙郡譙県。『三国志』魏志「毌丘倹伝」とそれが引く『魏書』の他、魏志・呉志の各所に記録がある。

丁 奉(てい ほう)は、中国三国時代の武将。揚州廬江郡安豊県の人。字は承淵。弟は丁封。子は丁温。『三国志』呉志に伝がある。

歩 闡(ほ せん)は、中国の三国時代から西晋時代にかけての武将。本貫は徐州臨淮郡淮陰県。『三国志』呉書に伝のある歩騭の庶子。

魯 淑(ろ しゅく)は、中国三国時代の呉の武将。本貫は徐州下邳国東城県。

毛 炅(もう けい、? - 271年)は、中国三国時代から西晋にかけての武将。益州建寧郡の出身。蜀漢・西晋に仕えた。

楊 稷(よう しょく、? - 271年)は、中国三国時代から西晋にかけての武将。字は文曹。益州犍為郡武陽県の出身。蜀漢・西晋に仕えた。

楊 宗(よう そう、生没年不詳)は、中国三国時代から西晋にかけての政治家。蜀漢・西晋に仕えた。益州巴郡の出身。

馬 邈(ば ばく、生没年不詳)は、中国三国時代の蜀漢の武将。江油の地を守備していたが、炎興元年(263年)10月、魏の鄧艾の軍勢が迫ると降伏した。

歩 協(ほ きょう、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の武将。徐州臨淮郡淮陰県の人。父は歩騭。弟は歩闡。子は歩璣・歩璿。

全 寄(ぜん き、? - 250年)は、中国三国時代の呉にかけての政治家。全奇ともいう。揚州呉郡銭唐県の人。父は全琮。兄は全緒。弟は全懌・全呉。甥は全禕・全静・全儀。従兄は全端。

全 静(ぜん せい、生没年不詳)は、中国三国時代の呉にかけての政治家・武将。揚州呉郡銭唐県の人。祖父は全琮。父は全緒。兄は全禕。弟は全儀。

呂 興(りょ こう、? - 264年)は、中国三国時代の呉・魏の武将。

呂 常(りょ じょう、161年 - 221年)は、中国後漢末期から三国時代の魏の武将・政治家。荊州南陽郡博望県の人。

丁 封(てい ほう、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の武将。本貫は揚州廬江郡安豊県。丁奉の弟。

唐 咨(とう し、生没年不詳)は、中国三国時代の武将。徐州東海郡利城県の人。『三国志』魏志「諸葛誕伝」に附伝されている。その他、魏志・呉志の各所に名が窺える。魏で反乱を起こしたが失敗し、呉に仕えた。呉では厚遇を受け武官として出世した。