鞠 彭(きく ほう、生没年不詳)は、五胡十六国時代前燕の人物。東萊郡の出身。西晋の東萊郡太守鞠羨の子。

趙 固(ちょう こ、? - 319年)は、中国の西晋から五胡十六国時代の人物。

李 矩(り く、? - 325年)は、西晋から五胡十六国時代の人物。字は世迴。平陽の出身。

王 桑(おう そう、? - 312年)は、中国の西晋から五胡十六国時代の人物。東萊郡の人。漢(後の前趙)の大将軍王弥の父方の従弟にあたる。

荀 組(じゅん そ、258年 - 322年)は、西晋から東晋の人物。字は泰章。本貫は潁川郡潁陰県(現在の河南省許昌市)。後漢の司空荀爽の玄孫であり、父は西晋の司徒荀勗、兄に司空荀藩がいる。

荀 藩(じゅん はん、245年 - 313年)は、西晋から五胡十六国時代の人物。字は泰堅。本貫は潁川郡潁陰県(現在の河南省許昌市)。後漢の司空荀爽の玄孫であり、父は西晋の司徒荀勗、弟に太尉荀組がいる。子は荀邃・荀闓の2人がいる。

郭 誦(かく しょう、生没年不詳)は、西晋から五胡十六国時代の人物。滎陽郡太守李矩の外甥にあたる。

王 崇(おう すう、生没年不詳)は、三国時代末期の蜀漢から西晋初期の官僚。字は幼遠。益州広漢郡郪県(現在の四川省綿陽市三台県郪江鎮)の人。父は蜀漢の巴郡太守王彭。兄に王化・王振・王岱。

張 粛(ちょう しゅく、生没年不詳)は、五胡十六国時代前涼の宗族。二代君主張寔の叔父にあたる。

氾 瑗(はん えん、生没年不詳)は、五胡十六国時代前涼の人物。字は伯玉。敦煌郡の出身。祖父は西晋の永平県令氾宗。敦煌文献の一つである『敦煌氾氏家伝并序』に詳細な記述がある(但し途中から散逸している)。

劉 羣(りゅう ぐん、? - 352年)は、五胡十六国時代の人物。字は公度。中山郡魏昌県の出身。東晋の太尉劉琨の子。漢の中山靖王劉勝の末裔であると言われる。

盧 諶(ろ しん、285年 - 351年)は、西晋から五胡十六国時代にかけての人物。字は子諒。高祖父は後漢の儒学者盧植。曾祖父は魏の司空盧毓。祖父は西晋の衛尉卿盧珽。父は西晋の尚書、前趙の東宮太師盧志。本貫は范陽郡涿県(現在の河北省保定市涿州市)。

司馬 勲(しば くん、306年 - 366年)は、五胡十六国時代の人物。字は偉長。本貫は河内郡温県と、西晋の済南恵王司馬遂の曾孫であると称した。前趙の武衛将軍令狐泥の養子。

石 璞(せき はく、? - 352年)は、五胡十六国時代後趙及び冉魏の人物。石樸とも記載される。字は玄真。勃海郡南皮県の出身。西晋の大司馬石苞の曾孫。

続 咸(ぞく かん、生没年不詳)は、五胡十六国時代後趙の人物。字は孝宗。上党郡の出身。

裴 憲(はい けん、生没年不詳)は、五胡十六国時代後趙の人物。字は景思。本貫は河東郡聞喜県。祖父は魏の冀州刺史裴徽(裴潜の弟)。父は西晋の中書令裴楷。従伯父に西晋の司空裴秀がいる。

傅 暢(ふ ちょう、? - 330年)は、五胡十六国時代後趙の人物。字は世道。北地郡泥陽県の出身。祖父は魏の陽郷侯傅嘏。父は西晋の司徒傅祗。兄は西晋の御史中丞傅宣。

崔 悦(さい えつ、生没年不詳)は、西晋から五胡十六国時代にかけての人物。字は道儒。清河郡東武城県の出身。魏の司空崔林の曾孫。西晋の司空劉琨の妻の甥に当たる。孫の崔宏・曾孫の崔浩はいずれも北魏において重職を歴任した。

周 玘(しゅう き、258年 - 313年)は、西晋の武将。字は宣佩。呉興郡陽羡県(現在の江蘇省無錫市宜興市)の人。祖父は呉の鄱陽太守周魴。父は西晋の平西将軍周処。西晋末年に勃発した江南の反乱を三度に渡って鎮圧し、東晋政権樹立に大きな功を挙げた。子は周勰・周彝。

樊 建(はん けん、生没年不詳)は、中国三国時代から西晋の政治家。蜀漢と西晋に仕えた。字は長元、荊州義陽郡義陽県の人(「諸葛亮伝」が引く『晋百官表』)。『三国志』蜀志に独立した伝はないが、「諸葛亮伝」に記録がある。