スティルベー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してスティルベとも表記される。テッサリアー地方の河神ペーネイオスと水のニュンペーのクレウーサの娘で、ヒュプセウス、ダプネーと兄弟。アポローンとの間にラピテースとケンタウロス、アイネウスを生んだ。

ラピテース(, )、あるいはラピトス(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してラピテスとも表記される。主にラピテース族の名祖のほか、数人が知られている。

マントー(, )は、ギリシア神話に登場する複数の人物の名前である。最も有名なのは、テイレシアースの娘である。マントーという名前は、古代ギリシア語で「予言者、預言者」を意味する Mantis に由来する。

テーロー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してテロとも表記される。主に、* アレースの乳母* ピューラースの1人の2名が知られている。以下に説明する。

ダプネー(, )は、ギリシア神話に登場するニュンペーである。テッサリアー地方の河神ペーネイオスの娘、あるいはアルカディア地方の河神ラードーンの娘。ダプネーはギリシア語で月桂樹という意味。

アーピス(、Apis)は、古代ギリシア語において「遠く離れている」ないし「梨の木の」を意味した「apios」に由来する名であり、ギリシア神話や史学史の最初期の記述に登場する一人、ないし、複数の人物を指す。英語読みでは、エイピス () となる。

ディーオス(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してディオスとも表記される。主に、* メラニッペーの夫* プリアモスの子* アムピマコスの子などが知られている。以下に説明する。

オンコス(, , )あるいはオンキオス(, , )は、ギリシア神話の人物である。アポローンの子。アルカディア地方の西部を流れるラードーン川流域のオンケイオンの王とされる。この都市はの近くにあった。

アルシノエー(, )は、ギリシア神話の女性である。長音を省略してアルシノエとも表記される。主に、* ドードーニデスの1人* ミニュアデスの1人* レウキッポスの娘* ペーゲウスの娘* オレステースの乳母* ニーコクレオーンの娘が知られている。

カルノス(, )は、ギリシア神話の人物である。アカルナーニア地方の出身で、アポローン神の予言者。ヘーラクレイダイの帰還の物語に登場する。コノーンによるとアポローンの恋人という。

アムピッソス(, )は、ギリシア神話の人物である。オイテー王ドリュオプスの娘あるいはオイカーリアー王エウリュトスの娘ドリュオペーと、オクシュロスの子アンドライモーンの子。ただし本当の父親はアポローン神と言われる。

イアーピュクス(, )は、ギリシア神話の人物である。長音を省略してイアピュクスとも表記される。主に、* リュカーオーンの子* イーアソスの子が知られている。以下に説明する。

ダプニス(, )は、ギリシア神話の人物である。ダフニスとも表記される。男性名としても女性名としても用いられる。主に、* シケリアの羊飼い* ケンタウロスの1人* ニュムペーの1人が知られている。以下に説明する。

ロイオー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してロイオとも表記される。スタピュロスとクリューソテミスの娘で、モルパディアー、パルテノスと姉妹。アポローンの子アニオスの母。

ヒーラエイラ(, )は、ギリシア神話の女性である。長音を省略してヒラエイラとも表記される。メッセニア地方の王レウキッポスの娘で、ポイベー、アルシノエーと姉妹。しかし散逸した叙事詩『キュプリア』では、姉妹のうちヒーラエイラとポイベーはアポローンの娘とされている。