マーシア王国()は、中世初期イングランドの七王国のひとつであるアングル人の王国。7世紀中ごろから9世紀初頭にかけてイングランド中部で強い勢力をもち、特に8世紀にはふたりのブレトワルダ(上王、大王)を輩出した。

ミドル・アングルス () は、イギリスの歴史における七王国時代にグレートブリテン島に存在した小国家で、マーシア王国の衛星国である。

ヘンギスト(英語: Hengist) とホルサ(英語: Horsa) は、5世紀にアングル人・サクソン人・ジュート人を率いてブリテン島に侵攻したとされる伝説的な指導者の兄弟。兄のヘンギストはジュート人のケント王国の初代王とされている。

リンジー王国(The Kingdom of Lindsey)は、七王国時代に存在したアングロ・サクソン人による小国である。

ウィッチェ(Hwicce)は、グレートブリテン島東南西部にあった七王国時代の小国のひとつ。領域はウースターの司教区と隣接しており、現在のグロスタシャー、ウスターシャーに相当する領域に版図を有した。

ペクサエテ族(Pecsaete)とは、イングランド中央部のに住んでいたアングロサクソン人の下位部族。

バーニシア(、古英語：Bernice, Bryneich, Beornice、)は、アングル人の入植者によって建国された、現在のスコットランド南部とイングランド北部にあったアングロ・サクソン王国である。

エドウィン(英語:Edwin/古英語: Ēadwine、1071年没)は、11世紀に活躍したアングロ・サクソン人のイングランド貴族である。彼はの兄であり、の孫である。エドウィンは1062年に亡くなった父親エルフガールの跡を継いでマーシア伯に就任した。

ギルス・ゴドウィンソン(古英語: Gyrð Godƿinson, 1032年頃 - 1066年10月14日)は、アングロ・サクソン人の大貴族ウェセックス伯ゴドウィンの四男で最後のアングロ・サクソン系イングランド王ハロルド・ゴドウィンソンの弟である。

スヴェン・ゴドウィンソン (古英語 : Swegen Godƿinson , 1020年ごろ - 1052年) は、11世紀に活躍したアングロ・サクソン人大貴族ウェセックス伯ゴドウィンの長男。最後のアングロ・サクソン人イングランド王ハロルド・ゴドウィンソンの兄である。

マーシア伯()とは後期アングロ・サクソン時代からアングロ・ノルマン時代にかけてイングランドに存在した爵位である。この時代において、マーシア伯はかつてのマーシア王国領を所領として有していた。