ニクベイ(Negübei、? - 1271年)は、モンゴル帝国の皇族、チャガタイ家の第8代君主(在位1271年)。チンギス・カンの次男、チャガタイの孫にあたる。『元史』では聶古伯、『集史』ではنیکبایNīkbāīと表記される。

ヒズル・ホージャ(? - 1403年?)は、東チャガタイ・ハン国(モグーリスタン・ハン国)の君主(在位1389年? - 1403年?)。『明史』などの漢語史料では「黒的児火者」と表記される。トゥグルク・ティムールの子で、イリヤース・ホージャの弟。

ブザン(? - ?)は、チャガタイ・ハン国のハン(在位:1333年 - 1334年 or 1334年)。ドゥアの子ドレ・テムルの子。チャガタイ・ハン国のタルマシリン・ハンの政策に反発するイリ地方の遊牧民はブザンをハンに擁立し、クーデターを起こした。

マンスール(満速児、? - 1545年)は、モグーリスタン・ハン国のハン(君主、在位：1501年/02年/03年 - 1545年)。アフマド・アラクの長子。

ムバーラク・シャーは、チャガタイ家の第6代君主(在位：1266年)。本来はチャガタイ・ウルス君主の座を受け継ぐ正統な血統の出であったが、アルグとバラクの簒奪を経て影響力を失い、チャガタイ・ウルス君主に返り咲くことなく一生を終えた。

ユーヌス(, Yunus Khan、1416年 - 1487年)は、モグーリスタン・ハン国の君主(在位 : 1468年 / 1469年 - 1487年)。漢語史料ではハージー・アリー(哈只阿力)と表記される。

ワイス(? - 1432年)は、東チャガタイ・ハン国(モグーリスタン・ハン国)の君主(在位：1418年 - 1421年、1425年 - 1432年)。漢語資料での表記は歪思。日本語ではヴァイスとも表記される。

アフマド (? - 1502-1503年頃、Ahmad、艾哈邁徳) はユーヌス・ハンの次子。ウイグリスタン(トルファン)のハン。

シャー(? - 1570年)はウイグルスタン・ハン国のハンでマンスール・ハンの長男。1545年に父のマンスールが死去すると後継者となったが、弟マ・ヘイ・マ(ムハンマド・スルターン)と後継者争いが発生した。

シャー・テムル(生年不詳 - 1358年)は、西チャガタイ・ハン国の第3代君主(在位：1358年)。

バヤン・クリ(生年不詳 - 1358年)は、西チャガタイ・ハン国の第2代君主(在位：1348年 - 1358年)。

ダーニシュマンド(生年不詳 - 1348年)は、西チャガタイ・ハン国の初代君主。

イェスン・テムル(Yesun Temur、生年不詳 - 1342年)は、チャガタイ・ハン国のハン。

サトク・ハン(Satuq Khan、生年不詳 - 1434年)は、モグーリスタン・ハン国のハン。

ジンクシ(Changshi、生年不詳 - 1338年)は、チャガタイ・ハン国の影響力のあった最後のハン。

マフムード(Mahmud、生年不明 - 1508年)は、モグーリスタン・ハン国の第14代ハン。

マスウード(Masud、生没年不詳)は、今の中国西北部新疆ウイグル自治区にあったトルファン・ハン国の第4代目ハン(スルタン)。

カブール・シャーは、西チャガタイ・ハン国の第5代君主。

シール・ムハンマドは、モグーリスタン・ハン国の君主。

ムハンマドは、モグーリスタン・ハン国の第6代君主。