イグミシュ(、? - 1311年)は、大元ウルスに仕えたウイグル人。ユグムッシュとも。インド洋交易の進展に寄与してクビライから重用されていたが、失敗に終わった至元30年(1293年)のジャワ遠征に参加し失脚してしまったことで知られる。

偰 哲篤(せつ てつとく、? - 1358年)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。偰文質の子。

イェルチュク(、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人将軍の一人。『元史』などの漢文史料では野里朮(yělǐzhú)と記される。イレジュとも。

テケチュク(、? - 1299年)は、モンゴル帝国および大元ウルスに仕えたウイグル人将軍の一人。『元史』などの漢文史料では鉄哥朮(tiěgēzhú)と記される。テケジュとも。

アルキシュ・テムル(、? - 1256年)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は阿里乞失帖木児(ālǐqǐshī tièmùér)。

ソユルガトミシュ(、? - 1321年)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は鎖咬児哈的迷失(suǒyǎoérhādemíshī)。

タブン(、? - 1243年)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は塔本(tǎběn)。

デルヴィシュ(、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は迭里威失(diélǐwēishī)。

シバン(Šiban、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』などの漢文史料では昔班(xībān)と記される。

アシク・テムル(、定宗2年(1247年) - 至大2年9月10日(1309年10月13日))は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人文官の一人。『元史』には立伝されていないが、『雪楼集』巻7武都忠簡王神道碑にその事蹟が記される。

カラ・ブカ(Qara buqa、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人将軍の一人。『圭斎集』巻11高昌偰氏家伝などの漢文史料における漢字表記は合剌普華(hélá pǔhuá)。

トゥルミシュ(Turmiš、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人将軍の一人。『圭斎集』巻11高昌偰氏家伝などの漢文史料における漢字表記は都爾弥勢(dōuěrmíshì)。

ビルゲ・ブカ(Bilge buqa、生没年不詳)は、天山ウイグル王国及びモンゴル帝国に仕えたウイグル人文官の一人。

アリン・テムル(、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は阿隣帖木児(ālín tièmùér)。

カラ・アルスランは、モンゴル帝国に仕えたウイグル人将軍の一人。『元史』には立伝されていないが、『至正集』巻49碑志大元贈光禄大夫江浙等処行中書省平章政事柱国追封趙国公阿塔海牙公神道碑銘にその事蹟が記される。『新元史』には阿塔海牙公神道碑銘を元にした列伝が記されている。

偰 列篪(せつ れっち、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。字は世徳。龍興路南昌県の出身。

サルバン(、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は沙剌班(shālàbān)。ウカアト・カアン(順帝トゴン・テムル)の側近の一人であったことで知られる。

アルグンサリ(、1245年 - 1307年)は、13世紀末から14世紀初頭にかけてモンゴル帝国(大元ウルス)に仕えたウイグル人の一人。『元史』などの漢文史料では阿魯渾薩理(ālǔhúnsàlǐ)と記される。

世傑班(せいけつはん、1319年 - ?)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。ウカアト・カアン(順帝トゴン・テムル)の側近の一人であったことで知られる。

テケチュク(Tekečük、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えたウイグル人将軍の一人。『元史』などの漢文史料では帖哥朮(tiègēzhú)と記される。