天啓帝(てんけいてい)は、明の第16代皇帝。諱は由校(ゆうこう)。廟号は熹宗(きそう)。日本では在位中の元号である天啓を取って天啓帝と呼ぶのが一般的である。

万暦帝(ばんれきてい)は、明の第14代皇帝。諱は翊鈞(よくきん)。廟号は神宗。諡号は範天合道哲粛敦簡光文章武安仁止孝顕皇帝。日本では一般的に治世の元号を取って万暦帝と呼ばれる。

太武帝(たいぶてい)は、北朝北魏の第3代皇帝。第2代明元帝の長男。字の仏狸は古代テュルク諸語ので、狼を意味する。諱は拓跋燾(たくばつ とう)。

アリギバ)などと記されるが、これはチベット語名がモンゴル語風に訛ったものである。

安帝(あんてい)は、東晋の第10代皇帝。孝武帝の長男。諱・字は徳宗。重度の知的障害によりその治世においては国政を執り行う事ができず、臣下たちの権力闘争を許し、安帝自身も翻弄され続けた末に、最後はのちの南朝宋の武帝劉裕の手に掛かって暗殺された。

安帝(あんてい)は、後漢の第6代皇帝。第3代皇帝章帝の孫。父は清河孝王劉慶。母は側室の左小娥。

イリンジバル()。

桓帝(かんてい)は、後漢の第11代皇帝。章帝の曾孫。河間王劉開の孫。蠡吾侯劉翼の子。弟は勃海王劉悝・平原王劉碩。順帝の族弟(劉氏一族中の年少の“いとこ”に当たる)。側室のひとりは寇恂の六世の孫(寇栄の従孫女)で、妹の益陽公主は寇恂の玄孫(寇栄の従兄の子)に嫁いだ。

恭帝(きょうてい)は、北朝西魏の第3代(最後)の皇帝。また、拓跋氏最後の皇帝でもある。元の姓諱は元廓(げん かく)、のち拓跋姓に復古して拓跋廓(たくばつ かく)。

奚斉(けいせい、紀元前665年 - 紀元前651年)は、中国春秋時代の晋の君主。姓は姫。父は献公、母は献公の寵姫の驪姫。奚斉母の驪姫によって異母兄たち(申生・重耳・夷吾)は粛清もしくは追放され、自身は太子に立てられる(驪姫の乱)。

恵帝(けいてい)は、前漢の第2代皇帝。諱は劉盈(りゅう えい)。生年は紀元前210年、紀元前213年の2説がある。

敬帝(けいてい)は、南朝梁の第5代および第7代皇帝。姓は蕭、諱は方智(ほうち)。元帝蕭繹の九男。母は貴妃夏氏。皇后は王僉の娘。

元 釗(げん しょう)は、北朝北魏の皇帝。幼主と呼ばれるが、正史では正統な皇帝に認められていない。西魏の文帝の甥にあたる。528年2月、北魏の孝明帝が生母の胡太后の手の者に毒殺された。

献文帝(けんぶんてい)は、北朝北魏の第5代皇帝。

康熙帝(こうきてい)は、清の第4代皇帝。諱は玄燁(げんよう、燁は火偏に華)。満洲人、君主としての称号はモンゴル語でアムフラン・ハーン、廟号は聖祖、諡号は合天弘運文武睿哲恭倹寛裕孝敬誠信功徳大成仁皇帝(略して仁皇帝)。

高 緯(こう い)は、北朝北斉の第5代皇帝。武成帝高湛の嫡出長男で、母は胡皇后。後に後主(こうしゅ)と称された。

孝静帝(こうせいてい)は、北朝東魏唯一の皇帝。姓は元、諱は善見(ぜんけん)。

後廃帝(こうはいてい)は、南朝宋の第7代皇帝(在位：472年 - 477年)。姓は劉、諱は昱(いく)。字は徳融、小字は慧震。また蒼梧王(そうごおう)とも呼ばれる。

孝閔帝(こうびんてい)は、北朝北周の初代皇帝。姓は宇文、諱は覚(かく)。字は陀羅尼。北周の創始者とされるものの、実質は従兄である宇文護の傀儡であった。

孝武帝(こうぶてい)は、東晋の第9代皇帝。簡文帝の第6子。司馬氏、諱は曜。字は昌明。