張 維翰(ちょう いかん)は中華民国(台湾)の政治家・法学者。雲南派の唐継尭や竜雲の配下であったが、1930年代以降は国民政府中央に活動の場を移した政治家である。字は蒓漚。

陳 啓天(ちん けいてん)は中華民国の政治家・学者。中国青年党の指導者の1人として知られる。

李 璜(り こう)は、中華民国(台湾)の政治家・文学者・歴史学者。字は幼椿、号は学純。中国青年党結成メンバーの一人で、後年、同党の主席を務めた。祖籍は陝西省西安府三原県(現：咸陽市)。

夏 晋麟(か しんりん) は中華民国の国際法学者・教育者・外交官。字は天長。

何 廉(か れん)は中華民国の経済学者・政治家・教育者・歴史学者。字は淬廉。南開大学を主に拠点として、調査研究・社会運動に積極的に従事した学者である。

呉 敬恒(ご けいこう)または呉 稚暉(ご ちき)は、清末・中華民国の革命家・政治家・教育者・言語学者。中国同盟会以来の革命派人士で、中国国民党の反共右派として知られる。

胡 仁源(こ じんげん)は清末民初の政治家・工学者・教育者・翻訳家。北京政府で教育総長となった。字は次珊。

黄 現璠(こう げんはん、)は、中華民国・中華人民共和国の歴史学者・民族学者。学問は史学・民俗学・人類学・言語学・文化学・チワン学と多岐に渡る。中国チワン族史学とチワン学の第一人者、中国現代民族学研究の先駆者の一人と知られる。八桂学派と無奴学派の創始者。本名は甘錦英。

朱 家驊(しゅ かか)は中華民国(台湾)の政治家・地質学者・教育者。中国国民党では中央調査統計局で党務を担当するなど、陳果夫・陳立夫兄弟率いるCC系の一員と目される。教育者・地質学者としても知られ、大学校長や中央研究院院長代理などを歴任した。字は騮先。

周 鯁生(しゅう こうせい)は中華民国・中華人民共和国の国際法学者・外交史家・教育者。武漢大学で主に学術活動に従事し、リットン調査団の報告書を厳しく批判したことでも知られる。晩年には中国共産党に加入した。旧名は覧。

焦 瑩(しょう えい)は中華民国の教育者・政治家・博物学者・生物学者。中国同盟会以来の革命派人士で、後に中国国民党(国民政府)に属した。字は斐瞻。

成 仿吾(せい ほうご、1897年8月24日 - 1984年5月17日)は中華民国・中華人民共和国の政治家・教育者・文学者。名は灝だが、筆名の仿吾で知られる。

丁 惟汾(てい いふん)は清末、中華民国(台湾)の革命家・政治家・教育者・古典学者。中国同盟会以来の古参の革命派人士で、中国国民党でも元老と目された。字は鼎丞。

馬 寅初(ば いんしょ、1882年6月24日 - 1982年5月10日)は、中華民国・中華人民共和国の経済学者・教育者・政治家。中華民国時代は経済学者として高名を有し、蔣介石らの政策を批判した。中華人民共和国では、「新人口論」を執筆して計画出産を提案したことでも知られる。

李 石曽(り せきそ)は、中華民国(台湾)の政治家・教育者・生物学者。ジャーナリスト。石曽は字で、名の煜瀛でも知られる。筆名は真民、真、石僧などがある。父は清末の政治家・学者である李鴻藻。

章 乃器(しょう だいき／しょう ないき)は、中華民国・中華人民共和国の政治家・ジャーナリスト・銀行家・経済学者。蔣介石を批判した文化人として著名で、後の「七君子事件」で逮捕された人物の1人である。

劉 錦藻(りゅう きんそう)は、清末民初の政治家・実業家・歴史家。もとの名は安江。字は澂如、号は橙墅または堅匏盦。1894年、進士となった。維新思想を持ち、張謇と交わり、さらに康有為・梁啓超・譚嗣同の強学会にも出入りした。

凌 文淵(りょう ぶんえん)は清末、中華民国の政治家・書家・画家・経済学者。北京政府の要人。名は庠だが、字の文淵で知られる。号は直支、植支。

沈 覲鼎(しん きんてい、1894年 - 2000年6月)は、中華民国(台湾)の外交官・学者。北京政府・国民政府で外交官としての経歴を重ね、各国大使を歴任した人物である。字は渝新。なお、清末の政治家である沈葆楨は曾祖父にあたる。祖父は沈瑋慶。父は沈賛清。

甘 乃光(かん だいこう/かん ないこう)は中華民国の政治家・政治学者・外交官。廖仲愷側近と目される中国国民党左派の人物である。字は自明。