テーセウス()は、ギリシア神話に登場する伝説的なアテーナイの王、そしてギリシアの中では国民的な英雄である。長母音を省略してテセウスとも表記される。ミーノータウロス退治などの冒険譚で知られ、ソポクレースの『コローノスのオイディプース』では憐み深い賢知の王として描かれる。

テスティオス(, )は、ギリシア神話の人物で、アイトーリア地方の都市の王である。しばしばテスピアイの王テスピオスと混同される。

テーレゴノス(, , )は、ギリシア神話の人物である。「遠くで生まれた者」の意。長母音を省略してテレゴノスとも表記される。イタケー島の王オデュッセウスとアイアイエー島の魔女キルケーの息子で、アグリオスとラティーノス、あるいはナウシトオスと兄弟。

ネーレウス()は、ギリシア神話に登場する英雄である。ギリシア神話の神ネーレウスとは綴りが違う。長母音を省略してネレウスとも表記される。ポセイドーンとサルモーネウスの娘テューローの息子で、ペリアースとは双子の兄弟。

ピラムモーン(, )は、ギリシア神話の人物で、予言者、音楽家、詩人である。ピランモーン、あるいはピラモーン、長母音を省略してピラムモン、ピランモン、ピラモンとも表記される。アルゴナウタイの1人。コロス(合唱)の創始者とされる。

プレギュアース(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してプレギュアスとも表記される。コリントスの王シーシュポスの子のハルモスの娘クリューセーとアレースの子で、娘コローニスの父。

ペリアース()は、ギリシア神話に登場するイオールコスの王である。長母音を省略してペリアスとも表記される。テッサリアー地方の都市イオールコスの王で、コルキスの金毛羊の皮の探索をイアーソーンに命じ、アルゴナウタイの冒険の原因を作った。ポセイドーンとテューローの子。

ペルセウス(, )は、ギリシア神話に登場する英雄である。英語読みでパーシアスとも呼称する。ゼウスとダナエー(アルゴス王アクリシオスの娘)の子。

ベレロポーン()またはベレロポンテース()は、ギリシア神話に登場するコリントスの王。神馬ペーガソスに乗ってキマイラを退治した英雄として名高い。長母音を省略してベレロポン、ベレロポンテスとも表記される。英語読みはベレロフォン。

ベーロス(, , )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してベロスとも表記される。この名はバアルに由来する。エジプト王エパポスの娘リビュエーとポセイドーンの子で、アゲーノールと双子の兄弟。

ミーノース(, )は、ギリシア神話に登場するクレーテー島の王である。冥界の審判官の一人。長母音を省略してミノスとも表記される。ミーノースはクノーソスの都を創設し、宮殿を築いてエーゲ海を支配したとされる。ミーノーア文明という名称はミーノースに由来している。

ラダマンテュス(, , )は、ギリシア神話に登場する人物である。ラダマンティス、ラテン語でラダマントゥスとも表記される。ミーノース、アイアコスとともに冥界の審判者を務めるとされる。またエーリュシオンの長であるとも言われる。

ギルガメシュ(アッカド語: 𒄑𒂆𒈦 - )またはビルガメシュ(シュメール語: )は、古代メソポタミア、シュメール初期王朝時代の伝説的な王(紀元前2600年頃?)。シュメール王名表によれば、ウルク第1王朝第5代の王として126年間在位した。