陸 康(りく こう)は、後漢末期の人物。字は季寧。本貫は揚州呉郡呉県(現在の江蘇省蘇州市呉中区)。祖父の陸続は、『後漢書』独行伝に伝が立てられている。父は陸褒。子は陸儁・陸績・顧雍妻。孫は陸尚。従孫に陸遜がいる。

陸 抗(りく こう)は、中国三国時代の呉の武将。字は幼節。本貫は揚州呉郡呉県。陸遜の次男。母は孫策の娘。異母兄は陸延。妻は張承の娘で諸葛恪の姪。子は陸晏・陸景・陸玄・陸機・陸雲・陸耽・女子三人(顧謙妻・顧栄妻・末娘)。諡は武侯。

陸 杲(りく こう、大明3年(459年)- 中大通4年8月15日(532年9月29日))は、南朝斉から梁にかけての政治家。字は明霞。本貫は呉郡呉県。

陸 山才(りく さんさい、509年 - 566年)は、南朝梁から陳にかけての軍人。字は孔章。本貫は呉郡呉県。

陸 襄(りく じょう、480年 - 549年)は、南朝梁の官僚。字は師卿。本貫は呉郡呉県。

陸 子隆(りく しりゅう、524年 - 570年)は、南朝梁から陳にかけての軍人。字は興世。本貫は呉郡呉県。

陸 倕(りく すい、470年 - 526年)は、南朝斉から梁にかけての官僚・文学者。字は佐公。本貫は呉郡呉県。南朝斉の竟陵王蕭子良のもとに集まった文人「竟陵八友」の一人。

陸 政(りく せい、生没年不詳)は、北魏から西魏にかけての政治家。本貫は呉郡呉県。

陸 繕(りく ぜん、天監17年(518年)- 太建12年4月8日(580年5月7日))は、南朝梁から陳にかけての官僚・政治家。字は士繻。本貫は呉郡呉県。

陸 遜(りく そん)は、中国の後漢・三国時代の武将・政治家。もとの名は議。字は伯言(はくげん)。諡は昭侯(しょうこう)。陸続の玄孫。陸褒の曾孫。城門校尉陸紆の孫。九江郡都尉陸駿の子。弟に陸瑁。姉妹に顧邵妻・姚信母。子に陸延・陸抗。孫に陸機・陸雲など。

陸 逞(りく てい、527年 - 573年)は、西魏から北周にかけての政治家。字は季明。本貫は呉郡呉県。兄は陸通。

陸 通(りく とう、生年不詳 - 572年)は、北魏から北周にかけての軍人・政治家。字は仲明。本貫は呉郡呉県。弟は陸逞。

陸 瑁(りく ぼう、? - 239年)は、中国三国時代の呉の政治家。字は子璋。本貫は揚州呉郡呉県。陸遜の実弟。

陸 瑜(りく ゆ、541年 - 584年)は、南朝陳の文人・官僚。字は幹玉。本貫は呉郡呉県。

陸 鬱生(りく うつせい、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の女性。本貫は揚州呉郡呉県。父は陸績。兄弟は陸宏・陸叡。号は義姑。鬱林で生まれたので、名を鬱生という。

陸 禕(りく い、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の政治家・武将。揚州呉郡呉県の人。父は陸凱。叔父は陸胤。従弟は陸式。陸遜の一族。

陸 式(りく しき、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の政治家・武将。揚州呉郡呉県の人。父は陸胤。伯父は陸凱。従兄は陸禕。陸遜の一族。

陸 尚(りく しょう、生没年不詳)は、中国後漢末期の人物。揚州呉郡呉県の人。父は不明。祖父は陸康。

陸 詡(りく く、生没年不詳)は、中国南朝梁から百済に派遣された講礼博士。「講礼博士」とは『礼記』を教授する博士である。