郯子鴣(たんしこ)は、郯の末代の君主。『竹書紀年』の記載では、晋の烈公6年(周の威烈王12年、紀元前414年)、越王朱句が郯を討伐し、郯子鴣を捕虜とし、郯は滅亡したとある。『歴代通鑑輯覧』の記載では、周の威烈王8年(紀元前418年)、越が郯を滅ぼした。

定公(ていこう、? - ?)は、西周時代の周の国君で周公旦の後裔。紀元前841年、周の厲王が暴虐であったため、を引き起こした。厲王は逃走し、定公と召の穆公が政権を握った。これが共和(周召共和)であった。

望帝杜宇(ぼうていとう)は、古代の蜀にあった古蜀の第4代君主とされる人物。ここでは、東晋の永和11年(355年)に常璩によって編纂された華陽国志・揚雄に仮託した晋代の偽作とされる蜀王本紀の記述を記す。

東周公(とうしゅうこう)は、戦国時代に現れた周の諸侯。紀元前368年、趙の成侯が韓とともに周を攻撃した。紀元前367年、趙と韓は西周の威公の末子の公子班(恵公)を立てて鞏に封じさせた。これが東周である。

文侯(ぶんこう)は、詹の君主。姓は姫、名は弘。周の宣王の庶子であった。宣王元年(紀元前827年)、姫弘は父の宣王から詹(現在地は不詳)の地に封じられ、詹を建国した。姫弘の死後、諡に文を贈られた。

平公(へいこう)は、周の2代国君。名は君陳。周公旦の次男。長兄は伯禽で魯に封じられた。周の成王によって周公に任じられ、周公旦の王室を補佐する役割を継承した。

徐偃王(じょえんおう)は、中国徐国の政治家。『後漢書』の注釈を完成させた唐章懐太子は、徐偃王の部分の注に『』を引用、徐偃王物語を記している。