井伊 直咸(いい なおとも)は、幕末の大老で彦根藩主の井伊直弼の三男。最後の藩主井伊直憲の同母弟。近衛文麿の妻・近衛千代子の外祖父。明治時代は士族に列し、智二郎と名乗り滋賀県で過ごしたという。墓所は井伊本家と同じ世田谷豪徳寺で、同じ墓域にある。

田部 密(たなべ ひそか、1838年2月16日(天保9年1月22日) － 1910年(明治43年)10月5日)は、幕末彦根藩士、明治期代の地方官僚・実業家・漢学者。

井伊 直達(いい なおゆき)は、幕末の大老で彦根藩主の井伊直弼の七男。最後の藩主井伊直憲の同母弟である。父が暗殺される1年半ほど前に生まれた息子で、昭和2年(1927年)まで存命した。享年70。

新野 親良(にいの ちかよし)は、幕末の近江国彦根藩の一門家老。井伊直弼の異母兄。詩文や書画に巧であった。

井伊 亮寿(いい あきとし)は、近江彦根藩主井伊家の一門で、藩主井伊直亮・直弼の甥。「亮」の字は伯父・直亮からの偏諱であり、家督相続の前には元服済みであったことが分かる。井伊直中の六男で直弼の異母兄である井伊中顕の子。生母は家女の生駒吉雄の娘。

宇津木 景福(うつき かげよし)は、幕末期の彦根藩士。彦根藩士古沢六右衛門の四男。通称は六之丞(ろくのじょう)。幼名・留吉。近江国で生まれる。文政4年(1821年)、宇津木六之丞景俊の養嗣子となり、350石の宇津木六之丞家を継ぐ。

岡本 半介(おかもと はんすけ、文化8年11月21日(1812年1月5日) - 明治31年(1898年)4月12日)は、幕末期の彦根藩の家老、漢詩人。半介は初代岡本宣就以来続く代々の襲名で、この幕末の有名な半介は黄石の号で知られる人物である。諱は宣迪、字は吉甫。

永田 太郎兵衛(ながた たろうべえ、? - 安政7年3月3日(1860年3月24日))は、幕末の彦根藩士。太郎兵衛は通称、諱は正備。安政7年3月3日(1860年3月24日)に発生した桜田門外の変の際、永田は井伊直弼の籠脇警護をしていた。

鈴木 貫一(すずき かんいち、天保14年2月12日(1843年3月12日) - 1914年(大正3年)6月29日)は、明治時代の外交官。彦根藩出身。幕末に横浜でジェームス・バラに英語を学び、キリスト教に入信した。

木俣 幹 / 木俣 守盟(きまた みき / きまた もりちか)は、幕末近江彦根藩筆頭家老。木俣清左衛門家の第11代当主。

木俣 守彝(きまた もりつね)は、江戸時代近江彦根藩執権職。木俣清左衛門家の第10代当主。

三浦 正猷(みうら まさみち、1813年 - 没年不詳)は幕末の彦根藩重臣。井伊直弼の家老を勤めた。幼名は造酒。諱は正猷、実好。通称は内膳、与右衛門。没年は不明。

岡見 正美(おかみ まさみ、1852年6月1日(嘉永5年4月14日) - 1920年(大正9年)11月8日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級。

犬塚 正陽(いぬづか まさはる)1785年(天明五年)〜1861年5月11日(文久元年4月2日)は幕末の人物、幕末の彦根藩士、彦根藩の家老。通称は犬塚外記。1785年(天明五年)に生まれた。井伊直亮と井伊直弼に仕えた。直弼の幼少期の頃から近くにいて何でも相談できる相手だった。

小田柿 捨次郎(おだがき すてじろう、慶応元年11月6日(1865年12月23日) - 昭和3年(1928年)3月5日)は、日本の実業家。三井物産で大正海上火災保険の設立にあたった。