イサク( アイザック、 ( イツハク)、 ()、 ( イスハーク)、「彼は笑う」の意)は、旧約聖書の『創世記』に登場する太祖の一人。父アブラハム、母サラ。 正教会ではイサアクと呼ばれ聖人とされる。

オナン()は、旧約聖書『創世記』の登場人物。聖書によれば、ユダとカナン人シェアの名もなき娘との間に産まれた2番目の息子(創世記38:2-4、歴代誌上2:3)。

カインとアベルは、旧約聖書『創世記』第4章に登場する兄弟のこと。アダムとイヴの息子たちで兄がカイン()、弟がアベル()である。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの神話において人類最初の殺人の加害者・被害者とされている。

タマルは、旧約聖書の『創世記』に登場する人物で、ユダの息子たちの妻。

ナアマ( 、)は、『旧約聖書』「創世記」に登場する人物。

ベニヤミン(、現代音：ビニヤミン、伝統音：ビニヨーミーン)は、旧約聖書の『創世記』に登場するヤコブの12番目の息子である。イスラエル十二支族のうちで彼を祖とする一族をベニヤミン族という。

ラケル(Rachel)は、旧約聖書の『創世記』に登場する女性。ヤコブの妻。父はラバン、姉はレア。　名前の意味は、「雌の羊」また、岩波訳聖書『創世記』(翻訳は月本昭男)では、「母羊」。

ロト(、Lot)は、『旧約聖書』の登場人物である。『創世記』11章後半から14章、および19章に登場する。父はテラの息子であり、ロトはアブラハムの甥にあたる。また、『新約聖書』では義人として紹介されている(『ペトロの手紙二』2:7-8)。

エッサイ(英語: JesseまたはYishay, ヘブライ語 יִשַׁי, )とは、『旧約聖書』の登場人物。ヘブライ語יהוה(ヤハウェ)が存在する、あるいはヤハウェが賜る、あるいは王という意味。古代イスラエル王国第2代王ダビデの父。日本正教会ではイエッセイと転写される。

アブラム (ヘブライ語 אַבְרָהָם (古: ʾAḇrām, 現: ʾAvram))、または アブラハム(英語 Abraham)、アブラハーム(ギリシア語 Avraám アブラハム)は、ヘブライ語で多数の父という意味。

アロン( (エアロン、アロン)、 (アハローン) 、 (アアローン) )は、『旧約聖書』のモーセ五書や『クルアーン(コーラン)』に登場する人物。モーセの兄で、モーセと共にヘブライ人のエジプト脱出を指導した。

モーセあるいはモーゼ、ラテン語、英語読みのモーゼスとも( モーシェ、、、、)は、旧約聖書の『出エジプト記』などに現れる、紀元前16世紀または紀元前13世紀ころに活躍したと推測されている、古代イスラエルの民族指導者であり、יהוה(ヤハウェ)を神とする。

ヤコブ( / : יעקב(ヤアコーブ)/:يعقوب(ヤアクーブ))は、旧約聖書の創世記に登場するヘブライ人の族長。別名をイスラエルといい、イスラエルの民すなわちユダヤ人はみなヤコブの子孫を称する。

ロトの娘たち(ロトのむすめたち)は4人おり、そのうちの名前が不明な2人は旧約聖書『創世記』に登場する。それ以外の2人は『』に記述されている。

ホフニ()とピネハス() は、旧約聖書の『サムエル記』に登場する祭司。

インマヌエル(、Immanuel、Emmanuel、Imanu'el)は、旧約聖書に登場する人物。『イザヤ書』7章14節、同8章8節にその誕生が預言される。キリスト教の新約聖書の『マタイによる福音書』1章23節にも登場する。

アブドン( 、 ()、、「僕」を意味する語根に由来 )は、旧約聖書の登場人物または町。#イスラエルの士師。エフライム族のピルアトン人ヒレルの子。アブドンは40人の息子と30人の孫を持っていた。彼らは70頭のろばを乗っていたことから、富と地位を得ていたことが窺える。

エロン((イーロン) 、 ()、、恐らく「大木」の意 )は、旧約聖書の登場人物または町。#ヘト人。その娘バセマトとアダはエサウの妻となった(創世記 26:34、36:2)。#ゼブルンの子。ヤコブと共にエジプトに移住した(創世記 46:14)。

エゼキエルは、旧約聖書に登場する紀元前6世紀頃のバビロン捕囚時代におけるユダヤ人の預言者である。ラファエロ・サンティの「エゼキエルの幻視(フィレンツェのピッティ宮殿蔵)」。『ナジアンゾスのグレゴリオスの説教集』のエゼキエルの幻視(パリ国立図書館蔵)。

エレミヤ(, yirm'yá)は、旧約聖書の『エレミヤ書』に登場する古代ユダヤの預言者。イエレミヤとも表記する。名はヘブライ語で「ヤハウェが高める」という意味。紀元前7世紀末から紀元前6世紀前半の、バビロン捕囚の時期に活動した。父はアナトトの祭司ヒルキヤ。