貞姜(ていきょう、生没年不詳)は、楚の昭王の夫人。斉の公女として生まれた。楚の昭王にとついで夫人となった。昭王が出遊したとき、夫人を漸台の上に残して行ってしまった。昭王は長江の洪水が迫っていると聞いたため、使者に夫人を迎えに行かせたが、符を持たせるのを忘れていた。

鄭瞀(ていぼう、生年不詳 - 紀元前626年)は、楚の成王の夫人。

伯嬴(はくえい、生没年不詳)は、楚の平王の夫人で、昭王の母。

越姫(越姬、えつき、生年不詳 - 紀元前489年)は、楚の昭王の側室で、恵王の母。

荘姪(莊姪、そうてつ、生没年不詳)は、楚の頃襄王の夫人。

李 園(り えん、生没年不詳)は、中国戦国時代の趙の人で、楚の春申君の食客。楚王家の外戚となり甥の幽王の時代に楚の朝政を牛耳った。

鶡冠子(かつかんし、かっかんし)は、中国戦国時代の諸子百家の一人。著作として『鶡冠子』が現存するが、実際の作者や成立年代は不明。

屈 匄(くつ かい、? - 紀元前312年)は、中国戦国時代の楚の政治家・将軍。またの名を屈丐・屈蓋と書かれることもある。楚の公子である屈瑕から始まる屈氏の人で同時代の屈原の親族である。のちに秦に入り恵文王に仕え丞相となったとする説もある。

屈 瑕(くつ か、? - 紀元前699年)は、中国春秋時代の軍人・政治家。楚の武王の公子で莫敖の官に就いていた。姓は羋、氏は屈、名は瑕。蒲騒の戦いから3度に渡り楚の元帥を務めた。屈氏の祖で、屈原の先祖である。

老莱子(ろうらいし、旧字体: 老萊子、紀元前5世紀？)は、中国春秋時代楚の隠士。道家の思想家。儒教の『二十四孝』にも数えられる。一説には老子と同一人物。著作に『老莱子』があったが現存しない。