燕侯克(えんこうこく、生没年不詳)は、燕の初代君主。姓は姞、名は克。召公奭の子とみられる。『史記』など伝世文献に見えず、北京市房山区の瑠璃河遺跡出土の青銅器「克罍」や「克盉」の銘文によって、名を知られる。

燕侯旨(えんこうし、生没年不詳)は、燕の君主。姓は姞、名は旨。召公奭の子とみられる。『史記』など伝世文献に見えず、北京市房山区の瑠璃河遺跡出土の青銅器「燕侯旨鼎」や山西省翼城県の大河口1号墓出土の「燕侯旨卣」の銘文によって、名を知られる。兄の燕侯克が死去すると、後を嗣いで燕侯となった。

虢公 翰(かくこう かん、生没年不詳)は、西虢の君主で、周の王族。清の梁玉縄は、『古今人表考』で虢公翰を虢石父の子と見なせるとしている。紀元前771年、周の幽王が犬戎のために殺害された。申侯・曾侯および許の文公ら東方の諸侯は申国で周の太子の宜臼を擁立し、これを平王とした。

霍叔処(霍叔處、かくしゅくしょ)は、周の文王の八男。西周の諸侯である霍の初代の君主。

娥皇(がこう)は、古代中国の伝説上の女性。堯の娘で、妹の女英とともに舜の妻となった。また娥肓、娥娙、倪皇、后肓とも書かれた。姓は伊祁氏。堯は舜の人格を見極めるために、娘の娥皇と女英の2人を舜に降嫁させた。

管叔鮮(かんしゅくせん)は、周の文王の三男。姓は姫で、名は鮮。また、菅叔とも称される。

寒浞(かんさく)は、古代中国の人物。姓は䢵、或いは妘、或いは猗、氏は寒。夏王朝を一時期簒位し、夏王朝の遺臣である伯靡に殺された。現在の山東省濰坊市寒亭区出身。

簡狄(かんてき)は、古代中国の伝説上の女性。有娀氏の長女で、帝嚳の次妃。殷の伝説的な始祖である契の母。堯の時代、簡狄は妹とともに玄丘で水浴びをしていたところ、卵をくわえた玄鳥が誤って卵を落としてしまったのを見た。卵は五色でたいへん珍しかったので、簡狄は妹と争ってこの卵を取った。

癸公(きこう)は、斉の君主。周の懿王末年に薨去し、子の哀公が跡を継いだ。Category:紀元前10世紀中国の君主Category:斉の君主Category:周の人物

箕子(きし、生没年不詳)は、中国殷王朝の政治家。文武丁の子で帝乙の弟。帝辛(紂王)の叔父にあたる。箕の国に封じられたので箕子と呼ばれる。名は胥余。朝鮮で箕子朝鮮を建国した。

弓 欽(きゅう きん、)は、中国太原出身の殷の貴族である。朝鮮氏族兎山弓氏の始祖である。弓欽は、殷が滅亡するときに箕子と共に朝鮮に亡命、箕子と共に箕子朝鮮を建国して江華に定着し、詩書・礼楽・礼儀・祭祀・冠婚葬祭・政治制度を朝鮮に教えた。

宮侯(きゅうこう、生没年不詳)は、西周時代の蔡の君主。蔡伯荒の子で、蔡伯荒の後を受けて蔡国の君主となった。

景 汝松(けい じょしょう、)は、中国殷の貴族である。朝鮮氏族の泰仁景氏の始祖である。景汝松は、箕子が朝鮮を征服した時に、箕子と共に箕子朝鮮を建国し、詩書・礼楽・礼儀・祭祀・冠婚葬祭・政治制度を朝鮮に教えた。

玄妻(げんさい、拼音: xuánqī)または純狐(じゅんこ、拼音: chúnhú)は、夏王朝の頃に存在したとされる古代中国の人物。黒くて美しい髪を持つ美女として知られる。

公劉(こうりゅう、生没年不詳)は、伝説的な周の先王。の子にして、后稷の曾孫。戎狄の間で生活し、農耕にはげんだ。『詩経』大雅・篤公劉に讃えられた。の父。

蔡叔度(さいしゅくど)は、西周の諸侯である蔡の初代の君主。姓は姫で、名は度。

蔡仲(さいちゅう、生没年不詳)は、西周時代の蔡の君主。姓は姫、名は胡。蔡叔度の子。蔡叔度の死後、品行を改め正し、徳に従い善に励んだことから、周公旦に任用されて魯の卿士となった。かれの政治によって魯国はよく治まったので、周公旦は成王に進言し、姫胡は蔡に封じられ、蔡叔の祭祀を継承した。

蔡伯荒(さいはくこう、生没年不詳)は、西周時代の蔡の君主。姓は姫、名は荒。蔡仲の子で、蔡仲の後を受けて蔡国の君主となった。

摯(し)は、古代中国の伝説上の人物で、帝になったとされる人物である。帝嚳の長男で堯の兄にあたる。

主癸(しゅき、生没年不詳)は、殷の建国者天乙(湯)の父。甲骨文には示癸と記録されている。