襄公(じょうこう、紀元前?年 - 紀元前535年)は、衛の第28代君主。献公の子。

成侯(せいこう、？ - 前333年)は、衛の第40代君主。声公の子。公爵から侯爵に爵号が下がった。

成公(せいこう、紀元前?年 - 紀元前600年)は、衛の第22代君主。文公の子。

宣公(せんこう、紀元前?年 - 紀元前700年)は、衛の第15代君主。荘公の子で桓公の弟。

荘公(そうこう、紀元前?年 - 紀元前478年)は、衛の第31代君主。諱は蒯聵(かいがい)。霊公の子で出公の父。その出公と親子同士で争った。孔門十哲の子路を殺した。

荘公(そうこう、紀元前?年 - 紀元前735年)は、衛の第12代君主。武公の子。衛にはのちにも同じく荘公と諡された君主がいる(荘公蒯聵)。

戴公(たいこう、紀元前?年 - 紀元前660年)は、衛の第20代君主。黔牟の弟の昭伯(頑)の子。

定公(ていこう、紀元前?年 - 紀元前577年)は、衛の第24代君主。穆公の子。

悼公(とうこう、？ - 前451年)は、衛の第34代君主。霊公の子で荘公・衛君起の弟。

斑師(はんし、生没年不詳)は、衛の君主。襄公の孫で、父の名は不詳。公孫斑師とも呼ばれる。『春秋左氏伝』では般師と表記。

武公(ぶこう、紀元前?年 - 紀元前758年)は、衛の第11代君主。釐侯の子で共伯の弟。侯爵から公爵に昇格した。

文公(ぶんこう、紀元前?年 - 紀元前635年)は、衛の第21代君主。黔牟の弟の昭伯(頑)の子で戴公の弟。

穆公(ぼくこう、紀元前?年 - 紀元前589年)は、衛の第23代君主。成公の子。

霊公(れいこう、紀元前540年 - 紀元前493年)は、衛の第29代君主。襄公の子。孔子が衛を訪れた際の君主で、『論語』には夫人の南子とともに言及される。『論語』第十五篇は彼の名が冒頭にあるから「衛霊公篇」と呼ばれる。

嗣伯(しはく、生没年不詳)は、中国の西周時代の諸侯国の衛の第4代君主。名は不明。孝伯の子で、寁伯の父。在位期間は西周の中期である。

寁伯(𢈻伯、しょうはく、生没年不詳)は、中国の西周時代の諸侯国の衛の第5代君主。『世本』の中では摯伯ともある。名は不明。嗣伯の子で、靖伯の父。在位期間は西周の中期である。

靖伯(すいはく、生没年不詳)は、中国の西周時代の諸侯国の衛の第6代君主。名は不明。寁伯の子で、貞伯の父。在位期間は西周の中期である。子孫にという衛の賢臣がいて、石姓の起源の一つとなった。

貞伯(ていはく、? - 紀元前867年)は、中国の西周時代の諸侯国の衛の第7代君主。『世本』では箕伯とある。名は不明。靖伯の子で、頃侯の父。在位期間は西周の中期の懿王・孝王・夷王の在位期間に相当する。

康伯(こうはく)は、衛の第2代君主。『史記索隠』が引く譙周の『古史考』では牟伯とする。周の文王の孫にあたり、『春秋左氏伝』では王孫牟と称される。西周の青銅器銘文に見られる伯懋父も康伯のことであると考えられている。

衛君 角(えいくん かく、生没年不詳)は、衛の第45代君主。角は諱である。元君の子で、秦によって廃位されたため、衛の最後の君主となった。