津島 堅石(つしま の かたいわ)は、飛鳥時代の貴族。氏は対馬とも記される。姓は連のち朝臣。官位は従五位下・遣新羅副使。

高向氏(たかむくうじ)は、「高向」を氏とする氏族。姓は臣(おみ)後に朝臣(あそん)。石川氏同族である。

平群 神手(へぐり の かむて、生没年不詳)は、飛鳥時代の豪族。姓は臣。

巨勢 黒麻呂(こせ の くろまろ)は、飛鳥時代の貴族。名は黒丸とも記される。姓は臣。左大臣・巨勢徳多の子で、邑治・小邑治の父。冠位は小錦中・中納言だが、後述するように、官職については疑義がある。

壬生 夫子(みぶ の おのこ、生没年不詳)は飛鳥時代(7世紀中期)の豪族。常陸国(茨城県)行方郡の人。姓は直。冠位は大建・那珂国造。

壬生 麻呂(みぶ の まろ、生没年不詳)は飛鳥時代(7世紀中期)の豪族。常陸国(茨城県)行方郡の人。姓は連。名は麿とも記される。冠位は小乙下・茨城国造。

曽禰 韓犬(そね の からいぬ、生没年不詳)は、飛鳥時代の豪族。姓は連。冠位は小錦下。

出雲 安麻呂(いずも の やすまろ、天武天皇14年(685年)- 没年不明)は、奈良時代前期の豪族。山背国愛宕郡(おたぎぐん)出雲郷雲下里の人。姓は臣。位階は大初位下。長屋王・吉備内親王の資人として長屋王邸で勤務していたことで知られている。

大伴智仙娘(おおとものちせんのいらつめ、生没年不詳)は、飛鳥時代の日本の人物。中臣御食子の妻で、藤原鎌足の母。

天道法師(てんどうほうし)は、対馬に伝わる伝説上の人物である。宝野上人(ほうやしょうにん)や天道菩薩とも呼ばれる。

河辺 磯泊(かわべ の しはつ)は、飛鳥時代の豪族。姓は臣。

河辺 百依(かわべ の ももより)は、飛鳥時代の豪族。姓は臣。

肥猪手(ひ の いて)は、現存する日本最古の戸籍である「筑前国嶋郡川邊里戸籍」に記された飛鳥時代の人物。官位は嶋郡大領・追正八位上・勲十等。姓は君。

善那使主(ぜんなのおみ、生没年不詳)は、飛鳥時代の医師。650年、孝徳天皇に牛乳を献じて和薬使主(やまとのくすしのおみ)の姓を賜り、その子孫は典薬寮において乳長上という職名を与えられたという。