恵徳皇后(けいとくこうごう、? - 400年)は、後燕の恵愍帝慕容宝の皇后。姓は段氏。

段 元妃(だん げんひ、? - 396年)は、後燕の成武帝慕容垂の皇后(4番目の妻)。元妃は字である。成昭皇后(段氏、最初の妻)の姪で、恵愍帝慕容宝の従姉妹である。慕容垂には他にも段姓の正室がおり、その区別のためもあって後段后と呼ばれる。

宣穆劉皇后(せんぼくりゅうこうごう、? - 409年)は、北魏の道武帝の夫人(側室)で、明元帝拓跋嗣の生母。皇后として追尊された。

慕容皇后(ぼようこうごう、生没年不詳)は、中国北魏の道武帝の皇后。後燕の恵愍帝慕容宝の娘。母は妃嬪の孟氏(北魏で溧陽君となった)。

劉 英(りゅう えい、? - 312年)は、漢(後の前趙)の昭武帝劉聡の貴嬪(側室)。字は麗芳。皇后に追封され、武徳皇后(ぶとくこうごう)の諡号が贈られた。父は漢の太保(元西晋の大司馬司馬冏の属僚)であった劉殷。武宣皇后劉娥の姉である。美女として有名であった。

劉 娥(りゅう が、? - 314年)は、漢(後の前趙)の昭武帝劉聡の皇后。字は麗華。諡号は武宣皇后(ぶせんこうごう)。父は漢の太保(元西晋の大司馬司馬冏の属僚)であった劉殷。皇后に追封された劉英(武徳皇后)の妹。美貌かつ頭がよく、劉聡をいつも諫めた。

董皇后(とうこうごう、? - 352年以降)は、冉魏の皇帝冉閔の皇后。

全皇后(ぜんこうごう)は、三国時代の呉の廃帝孫亮の皇后。名は不明(諸説ある)。揚州呉郡銭唐県(現在の浙江省杭州市)の人。父は全尚。生母は孫恭(孫暠の三男)の娘(孫峻の姉)。兄弟は全紀。

苻 訓英(ふ くんえい、? - 407年)は、五胡十六国時代の後燕の昭文帝慕容熙の皇后。姉の苻娀娥は慕容熙の昭儀(死後に皇后を追贈)である。

苻 娀娥(ふ しゅうが、? - 404年)は、後燕の昭文帝慕容熙の昭儀(側室、最高位の妃嬪)。皇后苻訓英の姉で、自身も皇后を追贈された。

蘇 蕙(そ けい、生没年未詳)は、五胡十六国時代の前秦の女性で詩人。字は若蘭。始平郡武功県の人。父は東晋の陳留県令の蘇道質。

仇世婦(きゅうせいふ、生没年不詳)は、冉魏の皇帝冉閔の(側室)。

胡 道安(こ どうあん、368年 - 409年)は、南朝宋の武帝劉裕の即位前の側室。文帝劉義隆の母。本貫は淮南郡。

張夫人(ちょうふじん、? - 426年)は、南朝宋の武帝劉裕の夫人(側室)。少帝劉義符の母。諱および出身は知られていない。

明元密杜皇后(めいげんみつとこうごう、? - 420年)は、北魏の明元帝の貴嬪(側室)で、太武帝拓跋燾の生母。皇后として追尊された。本貫は魏郡鄴県。

元昭皇太后(げんしょうこうたいごう、? - 313年)は、後趙の初代皇帝石勒の母。姓は王氏。夫は周曷朱。

靳 月光(きん げっこう、? - 315年)は、前趙の昭武帝劉聡の皇后(廃后)。妹に靳月華、および隠帝劉粲の皇后がいる。

献烈皇后(けんれつこうごう、? - 326年)は、前趙の5代皇帝劉曜の2番目の皇后。姓は劉氏。

単皇后(ぜんこうごう、? - 310年)は、前趙の光文帝劉淵の2番目の皇后。父は単徴。

張 徽光(ちょう きこう、? - 313年)は、前趙の昭武帝劉聡の皇后。劉聡の母である張皇太后の姪で、劉聡の母方の従妹にあたる。