イーリオネー(, )は、ギリシア神話に登場する女性である。長母音を省略してイリオネとも表記される。

イリュリオス(, )は、ギリシア神話の人物である。テーバイの王カドモスとハルモニアーの子で、アウトノエー、イーノー、セメレー、アガウエー、ポリュドーロスと兄弟。イリュリアの名祖で、カドモスがイリュリア人の王となった後に生まれたとされる。

イーロス()は、ギリシア神話の人物である。直接または間接的にイーリオス(トローイア)に関わる神話上の何人かの人物の名前である。

エウアドネー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してエウアドネとも表記される。主に以下の4人が知られている。* ストリューモーンの娘* ピタネーの娘* イーピスの娘* ペリアースの娘以下に説明する。

エウエーノス(, , )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエウエノスとも表記される。同名の人物が複数存在しており、軍神アレースの子やセレポスの子が知られている。以下に順に説明する。

エウリュステウス(, )は、ギリシア神話に登場するミュケーナイ及びティーリュンスの王である。カール・ケレーニイによればエウリュステウスとは「あまねく強者」の意である。性格は執念深く卑劣。彼に仕えたヘーラクレースに「12の功業」を課した。

エウリュディケー(,Sparta)は、ギリシア神話の人物。スパルタ王ラケダイモーンの娘。アルゴス王アクリシオスの妻で、ダナエーを産んだ。すなわちペルセウスの母方の祖母である。

エウロータス()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエウロタスとも表記される。ミュレス王の息子でラコニア王。彼には息子はいなかったが、妻のクレテとの娘スパルタがラケダイモーンと結婚したので彼に王位を継承した。

エテオクレース(, , )は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を省略してエテオクレスとも表記される。テーバイ王オイディプースと、その母であり妻となったイオカステーの息子である。ラーオダマースの父。

エテオクロス(, )は、ギリシア神話の人物である。アルゴス王イーピスの子で、エウアドネーと兄弟。テーバイ攻めの7将の1人。

エナレテー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してエナレテとも表記される。

エーマティオーン(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエマティオンとも表記する。トロイア王ラーオメドーンの子ティートーノスとエーオースの子で、メムノーンと兄弟。エーオースはティートーノスをさらってエーマティオーンとメムノーンを生んだとされる。

エラトス(, )は、ギリシア神話の人物である。主に、* アルカスの子* ラピテース族の1人* ケンタウロス族の1人のほか、数人が知られている。以下に説明する。

エラレー(, )、あるいはエララー(, )は、ギリシア神話に登場する女性である。オルコメノスの娘で、ゼウスとの間に巨人ティテュオスを生んだ。日本語では長母音を省略してエラレとも表記される。

エリクトニオス(, )は、ギリシア神話の人物である。有名な人物が2人知られており、* アテーナイの王のエリクトニオス* トロイアの王のエリクトニオスがいる。以下に説明する。

エリピューレー(, )は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を省略してエリピュレとも表記する。アルゴス王タラオスとリューシマケーの娘。アポロドーロスによれば、兄弟にアドラストス、パルテノパイオス、プローナクス、メーキステウス、アリストマコスがある。

エリュシクトーン(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエリュシクトンとも表記される。主に、* トリオプスの子* ケクロプスの子の２名が知られている。以下に説明する。

エレクテウス(, )は、ギリシア神話の人物である。アテーナイ王パンディーオーンとその母の姉妹ゼウクシッペーの間にできた息子。兄弟姉妹に悲惨な運命を辿ったプロクネーとピロメーラーや、ブーテースがいる。

エーレクトリュオーン(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエレクトリュオンとも表記される。主に、* ペルセウスの子* イトーノスの子が知られている。以下に説明する。

エンデーイス(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してエンデイスとも表記される。「敵意を持つ女」の意。スケイローンとカリクロー(サラミース島の王キュクレウスの娘)の娘で、グラウケーと姉妹。一説によるとケイローンの娘。