ゲーリュオーン(, )は、ギリシア神話に登場する怪物である。クリューサーオールとカリロエーの子で、エキドナと兄弟。

コマイトー(, )は、ギリシア神話の女性である。タポス王プテレラーオスの娘。コマイトーは父プテレラーオスと戦争を戦っていたアムピトリュオーンに恋をした。しかしプテレラーオスにはポセイドーンに植えられた黄金の毛髪があったため不死身であり、アムピトリュオーンは勝てないでいた。

コメーテース(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してコメテスとも表記される。主に、* テスティオスの子* ステネロスの子* ティーサメノスの子ほか数名が知られている。以下に説明する。

ゴルゲー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してゴルゲとも表記される。主に、* ダナオスの娘* オイネウスの娘の2人とほか数人が知られている。以下に説明する。

ゴルゴポネー(, )は、ギリシア神話の女性。長母音を省略してゴルゴポネとも表記される。ゴルゴポノス(ゴルゴーン殺し)の女性形。主に、* ペルセウスの娘* ダナオスの娘が知られている。以下に説明する。

コローニス(, )は、ギリシア神話の女性たちである。長母音を省略してコロニスとも表記される。主に、* プレギュアースの娘* コローネウスの娘* オーリーオーンの妻* ディオニューソスの信者のほか、数人が知られている。以下に説明する。

サラミース(, )は、ギリシア神話に登場する女神あるいは女性である。河神アーソーポスとメトーペーの娘で、キュクレウスの母。サラミース島の名の由来とされる。長母音を省略してサラミスとも表記される。

サルモーネウス(, )は、ギリシア神話の登場人物である。長母音を省略してサルモネウスとも表記される。エーリス地方の王だが、ゼウスに対する冒涜的行為によって罰せられた。

シーシュポス(、、)は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を略してシシュポス、シシュフォスとも表記される。コリントスの創建者。徒労を意味する「シーシュポスの岩」で知られる。

シニス(, )は、ギリシア神話の人物である。別名ピテュオカムプテース(, , 「松曲げ男」の意)。ポリュペーモーンとシュレアーの子、あるいはポセイドーンの子。ペリグーネーの父で、メラニッポスの祖父。

シノーペー () は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してシノペとも表記される。黒海南岸の都市シノーペー(現トルコのスィノプ)の名祖とされる。河神アーソーポスとメトーペーの娘、もしくはアレースとアイギーナの娘。

シノーン(, )はギリシア神話の人物で、アエシモスの息子。アエシモスはアウトリュコスの息子なので、系譜上はオデュッセウスやイアーソーンの従兄弟となる。しかし、オデュッセウスと同じく、シーシュポスの息子であるとも言われる。

スケイローン(, )、またはスキーローン(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してスケイロン、スキロンとも表記される。コリントス人で、ペロプスあるいはポセイドーンの子。

スティルベー(, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してスティルベとも表記される。テッサリアー地方の河神ペーネイオスと水のニュンペーのクレウーサの娘で、ヒュプセウス、ダプネーと兄弟。アポローンとの間にラピテースとケンタウロス、アイネウスを生んだ。

ステネボイア(, )は、ギリシア神話の女性である。リュキア王イオバテースの娘、あるいはアムピナクスの娘で、ピロノエーと姉妹。あるいはアルカディアー王アペイダースの娘で、テゲアー王アレオスと兄妹。ホメーロスによればステネボイアはアンテイアという名である。

ステュムパーロス(, )は、ギリシア神話の人物。ステュンパーロス、長母音を省略してステュムパロス、ステュンパロスとも表記される。アルカディアー地方の人物で、主に、* リュカーオーンの子* エラトスの子が知られている。以下に説明する。

スパルタ(,Sparta)は、ギリシア神話の人物。ラコニア王エウロータスの娘。ラケダイモーンの妻でアミュクラースとエウリュディケー(オルペウスの妻とは別人)の母となった。都市名のスパルタは彼女の名によってつけられたが、夫のラケダイモーンの名でも呼ばれる。

ゼウクシッペー(, )は、ギリシア神話のニュンペー、あるいは女性である。長母音を省略してゼウクシッペとも表記される。主に、*エレクテウスの母*ラーメドーンの娘*河神エーリダノスの娘*ヒッポコオーンの娘のほか、数人が知られている。以下に説明する。

ダイダリオーン(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してダイダリオンとも表記される。明けの明星ポースポロスの子で、ケーユクスと兄弟。娘キオネーの父。剛勇を誇る好戦的な人物だったとされる。

タソス( / )は、ギリシア神話の人物である。タソス島の名祖。普通フェニキア王アゲーノールの子、あるいはアゲーノールの妻テーレパッサとポセイドーンの子といわれるが、一説にキリクスの子ともいわれ、ポイニクスとカッシオペイアの子キリクスの子で、テーベーと兄弟などといわれ、系譜が一致しない。