元 曄(げん よう、生年不詳 - 532年)は、北朝北魏の第10代皇帝(在位：530年 - 531年)。諡号や廟号はなく、廃位後の王号で東海王と呼ばれる。字は華興。曾祖父は太武帝の長男で皇太子の拓跋晃(恭宗景穆帝)。祖父は南安王拓跋楨(文成帝の弟)。

元 朗(げん ろう、513年 - 532年)は、北朝北魏の第12代皇帝(在位：531年 - 532年)。諡号や廟号を贈られなかった廃帝の一人で、後廃帝(こうはいてい)、あるいは安定王(あんていおう)と呼ばれる。字は仲哲。

慕容 凱(ぼよう がい)は、五胡十六国時代の西燕の第3代王。前燕の初代王慕容皝の孫で、宜都王慕容桓の子。『資治通鑑』では慕容顗と表記される。

慕容 忠(ぼよう ちゅう)は、五胡十六国時代の西燕の第5代皇帝。実質的な西燕の創建者、慕容泓の子。

明帝(めいてい)は、北朝北周の第2代皇帝。姓は宇文、諱は毓(いく)。字は統万突。

エルベク・ニグレスクチ・ハーン( Elbeg nigülesügči Qaγan、1362年 - 1399年)は、モンゴルの第20代ハーン。

トグス・テムル(モンゴル語：, ラテン文字転写: )は、モンゴル帝国の第17代ハーン(北元としては第3代皇帝)。明朝の官選史料『明実録』では脱古思帖木児と記され、『新元史』『明史』といった後世の編纂物もこの表記を用いる。

マルコルギス・ウケクト・ハーン(、1448年 - 1465年)は、モンゴル帝国の第30代(北元としては第16代)ハーン。漢語資料では馬児苦児吉思、麻馬児可児吉思、麻児可児、馬可古児吉思、馬古可児吉思と表記される。

ネオプトレモス2世(希：Νεoπτόλεμος Β'、ラテン文字転記：Neontolemos II、在位：紀元前302年 - 紀元前295年)は、エピロス王である。

李 元吉(り げんきつ)は、中国唐の高祖李淵の四男。高祖の即位に伴い斉王に立てられ、太原を守ったが劉武周の侵攻を受けて失陥した。玄武門の変にて長兄の李建成とともに次兄の李世民(太宗)に殺された。

ラン・ダルマ(チベット語：、ワイリー転写：Glang dar-ma、 803年/809年 - 842年/43年)は、古代チベットである吐蕃の王(在位? - 842年/43年)。護教王として有名なチツク・デツェンの弟で、兄の崩御後、王位についた。

劉 恭(りゅう きょう、? - 310年)は、五胡十六国時代の漢(後の前趙)の皇族。劉淵の次子、生母はで、劉聡の同母兄。字は玄門と伝わる。

蕭 昭業(しょう しょうぎょう)は、南朝斉(南斉)の第3代皇帝。第2代皇帝武帝の孫。南朝斉の3人の廃帝の一人で諡号や廟号はなく、死後の王号から鬱林王と史称される。

劉 如意(りゅう にょい／りゅう じょい、紀元前207年 - 紀元前194年)は、前漢初期の諸侯王(代王、のち趙王)で、高祖・劉邦の庶子(第3子)。生母は戚夫人。隠王と諡された。

劉 玢(りゅう ひん)は、十国南漢の第2代皇帝。もとの諱は弘度。

劉 継恩(りゅう けいおん)は、十国北漢の第3代皇帝。後世の史家は少主・少帝・廃帝などと称している。

イヴァイロ(、? - 1280年もしくは1281年)は、第二次ブルガリア帝国の皇帝(ツァール、在位：1278年 - 1279年)。

許 平君(きょ へいくん)は、前漢の宣帝の皇后で元帝の母。諡号は恭哀皇后。

常渓君(じょうけいくん、サンゲグン、、1769年1月21日 - 1786年11月20日)は、李氏朝鮮後期の王族。名は湛(ダム、)、初名は濬(ジュン、)。王世子に任命されなかったが、洪国栄によって潜在的な王位継承者に指名されて仮東宮と呼ばれた。

李 成得(イ・ソンドク、、乾隆40年(1775年) - 嘉慶22年(1817年)11月27日)は、李氏朝鮮の思悼世子の庶長子の恩彦君の庶子である。異母兄の常渓君李湛、父の本妻である常山郡夫人宋氏、兄嫁の平山郡夫人申氏に連座して、江華島で生涯流刑生活をした。