元 悦(げん えつ)は、北魏の皇族。汝南文宣王。南朝梁の支援を受けて一時は皇帝を称したが、まもなくその地位を失って殺害された。正史では正統の皇帝の代数には数えられていない。

元 顥(げん こう、生年不詳 - 529年)は、北魏の皇族。北海王。字は子明。爾朱氏に叛いて南朝梁に亡命し、その後援のもとで北魏の皇帝を称して一時は洛陽を占拠したが、すぐに爾朱氏の軍に敗れて殺害された。正史では正式な皇帝の代数に数えられていない。

元 法僧(げん ほうそう、興光元年(454年)- 大同3年閏9月2日(537年10月21日))は、北魏の皇族。反乱を起こして一時は北魏の皇帝を称したが、戦いに敗れて南朝梁に亡命した。

元 愉(げん ゆ、487年以前 - 508年)は、北魏の皇族。字は宣徳。京兆王であったが、反乱を起こして一時的に北魏の皇帝を称する。西魏の文帝の父。

蕭 宝寅(しょう ほういん)は、南朝斉の皇族。北魏に亡命して斉王に封じられ、軍人として活躍した。その後、関中で反乱を起こして斉の皇帝を称したが、北魏軍の追討を受けて敗北した。

劉 永(りゅう えい、? - 27年)は、中国の新代から後漢初期にかけての武将・政治家。豫州梁郡睢陽県の人。父は梁王劉立。弟は劉防・劉少公。子は劉紆。前漢の梁孝王劉武の八世の孫で、新代から後漢初期にかけて梁国に割拠した、漢宗室の群雄の一人である。

劉 信(りゅう しん、? - 7年?)は、中国の前漢時代末期の人物。祖父は東平思王劉宇。父は東平煬王劉雲。兄弟に東平王、武平侯劉璜らがする。新代から後漢初期の群雄で光武帝により汝陰侯に封じられた劉信とは別人である。

劉 望(りゅう ぼう、? - 23年)は、中国の新代の武将、政治家。『後漢書』劉玄伝などでは「劉望」、『漢書』王莽伝は「劉聖」と記しているが、より新たな史書である『後漢書』の表記を本記事では採用する。

劉 子勛(りゅう しくん)は、南朝宋の皇族。

李 憲(り けん、? - 30年)は、中国の新代から後漢時代初期にかけての武将。豫州潁川郡許昌県の人。

蘇 林(そ りん、? - 352年)は、五胡十六国時代の人物。中山郡の出身。

蕭 紀(しょう き)は、南朝梁の皇族。字は世詢。侯景の乱の最中の一時期に即位して皇帝を称したが、正史である『梁書』では皇帝の伝記である本紀には掲載されていない。

劉 劭(りゅう しょう)は、南朝宋の皇帝。字は休遠。父の文帝を殺害して即位したが、3カ月で廃位・処刑された。正史である『宋書』では元凶劭という名で列伝に記されて、正当な皇帝とみなされていない。このため、一般的には南朝宋の歴代皇帝に数えられていない。

葛 栄(かつ えい、生年不詳 - 528年)は、北魏の反乱指導者。

劉 芒蕩(りゅう ぼうとう、? - 309年)は、西晋末から五胡十六国時代の人物。平陽郡(現在の山西省臨汾市)の出身。

劉 顕(りゅう けん、生年不詳 - 352年)は、五胡十六国時代後趙の人物。実質的に後趙を滅ぼした人物である。

段 勤(だん きん、? - 359年)は、鮮卑段部の人物。段末波の子。

黄 韜(こう とう、? - 348年)は、五胡十六国時代の人物。豫章郡の出身。

万俟 醜奴(ぼくき しゅうど、生年不詳 - 530年)は、北魏の反乱指導者。本貫は高平鎮。

莫折 念生(ぼせつ ねんせい、生年不詳 - 527年)は、北魏の反乱指導者。本貫は秦州。チベット系羌の出身。