温 世珍(おん せいちん)は中華民国の政治家・外交官。北京政府時代には、対外交渉の職に主につく。後に中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)で要職をつとめた。字は佩珊。

郝 鵬(かくほう、1881年－1946年)は清末民初の政治家。北京政府、南京国民政府(汪兆銘政権)に属した。字は浴滄。

胡 若愚(こ じゃくぐ)は、中華民国の政治家。奉天派の政治家で、後に青島市長、北平市長代理をつとめた。本名は言愚、字は如愚。字は後に若愚と改め、一般にこれで知られる。なお、同時代に雲南派・国民革命軍の指揮官を務めた胡若愚は別人である。

蔡 運升(さい うんしょう)は、中華民国、満州国の政治家。奉天派に属し、後に満州国の要人となった。字は品三、品山。

周 大文(しゅう だいぶん、、1890年(清光緒16年) - ?)は、中華民国の政治家。字は莘章。江蘇省常州府無錫県の人。

寿明阿(じゅめいあ、1885年 - 1947年12月5日)は、中華民国・満州国の政治家。字は玉亭。モンゴル族。北京政府、奉天派の政治家で、後に満州国に加わった。

常 蔭槐(じょう いんかい) は、中華民国の政治家。北京政府奉天派に属した。字は瀚襄。

臧 式毅(ぞう しきき)は、中華民国の軍人・政治家。北京政府奉天派の軍人で、後に満洲国の要人となった。字は奉久。

張 学良(ちょう がくりょう、チャン・シュエリャン、1901年6月3日〈光緒27年4月17日〉 - 2001年10月14日)は、中華民国の軍人・政治家。張作霖の長男で、張学銘・張学思の兄である。字は漢卿。軍人時代の最終階級は国民革命軍一級上将。

張 作相(ちょう さくそう)は、中華民国の軍人。北京政府・奉天派の重要な位置を占めた。字は輔忱・輔臣。本籍は直隷省深州花盆鎮(現在の河北省衡水市深州市)。

翟 文選(てき ぶんせん)は中華民国の政治家。北京政府、奉天派に属した。字は熙人。

楊 杰(よう けつ)は、中華民国の軍人・外交官・政治家。ペー族(白族)。雲南派出身の軍人で、後に国民革命軍の北伐で要職を務め、蔣介石の腹心と目されるようになった。しかし晩年は蔣から離れ、国共内戦に反対している。字は耿光。

王 克敏(おう こくびん、1873年〈同治12年〉5月4日 - 1945年〈民国34年〉12月25日は中華民国の政治家、銀行家、外交官。北京政府、国民政府の政治家で、後に中華民国臨時政府の首脳となる。さらに汪兆銘(汪精衛)の南京国民政府にも参加した。字は叔魯。

周 福成(しゅう ふくせい、、1898年(光緒24年) - 1953年)は、中華民国の軍人。東北陸軍(奉天派)出身で、後に国民革命軍に転じた。盛京将軍管轄区奉天府の人。

鄒 作華(すう さくか、、1894年5月11日(清光緒20年4月初7日) - 1973年(民国62年)11月7日)は、中華民国(台湾)の軍人・政治家。東北陸軍(奉天派)出身で砲兵を専門とする。後に国民革命軍に属した。字は岳楼。吉林将軍管轄区吉林府(現在の永吉県)出身。

丁 治磐(てい ちばん / ディン・ジーパン)は、中華民国(台湾)の軍人。字は似庵。初めは北京政府の直隷派、のち奉天派に属していたが、後に国民革命軍(中国国民党)に易幟し、中央軍を指揮して日中戦争・国共内戦などを戦った。書家としても知られる。

郭 松齢(かく しょうれい)は、清末民初の軍人。北京政府、奉天派の有力軍人である。初期は中国同盟会、護法軍政府でも活動したことがあり、北方各軍の中では異色の経歴の持ち主である。字は茂宸。祖籍は山西省汾陽県。

劉 培緒(りゅう ばいしょ)は中華民国の軍人。南京国民政府(汪兆銘政権)の要人である。字は冀述。

栄 臻(えい しん)は中華民国の軍人。北京政府・奉天派に属し、後に汪兆銘の南京国民政府に参加した。字は翕生。

張 敬尭(ちょう けいぎょう、1880年9月21日〈光緒6年8月17日〉 - 1933年〈民国22年〉5月7日)は、清末民初の軍人。北京政府・安徽派、後に北方各派や満洲国に属した。字は勲臣。