景 駒(けい く、? - 紀元前208年)は、秦末の人物である。楚の公族出身で、姓は羋、氏は景、諱は駒。『史記集解』では、景駒は「楚の貴族であった景氏の出身」とする。

項 羽(こう う、Xiàng Yǔ、紀元前232年 - 紀元前202年)は、秦末期の楚の武将。姓は項、名は籍、字が羽である。以下、一般に知られている項羽の名で記す。

項 燕(こう えん、Xiàng Yān、生年不詳 - 紀元前223年)は、中国の戦国時代末期の楚の大将軍。下相(現在の江蘇省宿遷市宿城区)の人。西楚の覇王項羽とそのいとこ項荘の祖父にして、項梁、項伯の父。

公子高(こうしこう、? - 紀元前209年)は、秦の始皇帝から二世皇帝にかけての公子。姓は嬴(えい)。具体的な親族の血縁上の位置づけは不明。『史記』「李斯列伝」にわずかに記述されている。

黄石公(こうせきこう、生没年不詳)は、中国秦代の隠士。張良に兵書を与えたという伝説で名高い。

項 荘(こう そう、、生没年不詳)は、秦末から前漢初期にかけての楚の武将。項羽の従弟。

項 梁(こう りょう、拼音：Xiàng Liáng、？ - 紀元前208年)は、中国秦代末期の武将・反乱指導者。陳勝・呉広の乱を引き継ぎ、秦に対する反乱を指揮したが、秦の章邯将軍に敗死した。項羽の叔父、楚の大将軍項燕の末子、項伯の兄弟。自ら武信君と称した。

蔡 沢(さい たく、? - 紀元前237年)は、中国戦国時代の秦の宰相。剛成君。出身国は燕。蔡沢

司馬 欣(しば きん、? - 紀元前203年)は、秦の将軍で官職は長史。そのために長史欣とも呼ばれた。三秦の一人。

司馬 卬(しば ごう、? - 紀元前205年)は、秦末から楚漢戦争期にかけての武将。曾祖父は趙の武将の司馬蒯聵。祖父は司馬浅(司馬昭豫)。父は司馬尚。

周 蘭(しゅう らん、生没年不詳)は、楚漢戦争時代の楚の武将。項梁・項羽に仕えた。

徐 福(じょ ふく、、生没年不詳)は、秦の方士。斉国の琅邪郡(現在の山東省臨沂市周辺)の出身。本来の表記は徐巿(じょふつ)。日本に渡来したという伝説がある。

渉 間(しょう かん、? - 紀元前207年)は、秦末期の将軍。『史記』の「項羽本紀」に記述がある。

章 邯(しょう かん、、? - 紀元前205年)は、秦の将軍。雍王。三秦の一人。弟に章平 がいる。

昌文君(しょうぶんくん、紀元前270年代 - 紀元前224年)は、中国戦国時代の秦の将軍または政治家。楚の頃襄王の公子という。姓名は不明だが、戈の銘文によれば名は「顛」であり、即ち熊顛の可能性がある。

昌平君(しょうへいくん、紀元前271年 - 紀元前223年)は、中国戦国時代の楚の公子。姓は羋、氏は熊。諱は啓。楚の考烈王と秦の昭襄王の娘のあいだの子。

鍾離 眜 / 鍾離 昩(しょうり ばつ、? - 紀元前201年)は、秦末から前漢初期にかけての武将。『史記』巻92・淮陰侯列伝や『漢書』韓信伝によれば、鍾離眜は伊廬の人である。

将閭(しょうりょ、? - 紀元前209年)は、中国秦の始皇帝から二世皇帝の時代の公子。姓は嬴(えい)。具体的な親族の血縁上の位置づけは不明。『史記』「秦始皇本紀」に僅かに登場する。

申 陽(しん よう、生没年不詳)は、秦末期から楚漢戦争期にかけての武将。瑕丘(現在の山東省済寧市兗州区)の人。 はじめは趙王武臣の配下で、瑕丘侯に封じられた。まもなく、武臣が配下の李良に弑されると、張耳の配下となり重用された。

成蟜(せいきょう)は、中国の秦の始皇帝の弟。長安君に封ぜられたがのちに謀反を起こし、討伐された。