徐 嵩(じょ すう、? - 387年)は、五胡十六国時代前秦の軍人。字は符高(ふこう)。前秦の建武将軍・冀州刺史徐盛(徐成の兄)の子。末期の前秦に忠誠を尽くし、後秦と戦うも敗れて処刑された。

胡 空(こ くう、生没年不詳)は、五胡十六国時代前秦の人物。末期の前秦に忠誠を尽くした。

梁 成(りょう せい、? - 383年)は、五胡十六国時代前秦の軍人。父は前秦の鎮北大将軍・朔方侯梁平老。梁成自身の出身は史書に明記されていないが、梁平老は略陽郡の出身である。前秦の勢力拡大に貢献したが、淝水の戦いの前哨戦で討死した。

徐 成(じょ せい、? - 392年)は、五胡十六国時代前秦の軍人。兄は前秦の建武将軍・冀州刺史徐盛。甥は前秦の鎮軍将軍・雍州刺史徐嵩。前秦の興隆に貢献したが、最期は後秦の姚興によって殺された。

毛 盛(もう せい、? - 392年)は、五胡十六国時代前秦の軍人。前秦の勢力拡大に貢献したが、最期は後秦の姚興によって殺された。

石 越(せき えつ、? - 384年)は、五胡十六国時代前秦の軍人。始平郡の出身。前秦の勢力拡大に貢献したが、淝水の戦いの後に反前秦の軍に敗れて討死した。

高 泰(こう たい、生没年不詳)は、五胡十六国時代の人物。字は子伯。本貫は渤海郡蓨県。祖父は西晋の玄菟郡太守高隠。父は後燕の司空高慶。子に高韜・高湖がいる。西晋の尚書郎高瞻の従子であり、前燕の昌黎郡太守高開の従弟。

張夫人(ちょうふじん、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の第3代君主苻堅の寵妃である。

権 翼(けん よく、生没年不詳)は、五胡十六国時代の人物。字は子良。略陽郡の出身。前漢の左輔都尉権忠の14世の孫であるという。子に権宣吉と後秦の黄門侍郎権宣褒がいる。13世の孫に唐の礼部尚書権徳輿がいる。

姜 宇(きょう う、? - 384年)は、五胡十六国時代前秦の人物。字は子居。天水郡冀県の出身。

苟 輔(こう ほ、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の人物。南安郡の出身。

朱 肜(しゅ ゆう、生没年不詳)は、五胡十六国時代前秦の人物。京兆郡の出身。

趙 整(ちょう せい、生没年不詳)は、五胡十六国時代前秦の人物。字は文業。趙正とも記載される。略陽郡清水県の出身。

王 騰(おう とう、生没年不詳)は、五胡十六国時代の前秦の軍人。出身は不明。斜陽にあった前秦を支えた。

李 先(り せん、335年 - 429年)は、北魏の学者・軍師。字は容仁。中山郡盧奴県の出身。本貫は趙郡平棘県。先祖の李就は江夏郡平春県に移り住んでいたので、江夏李氏の本貫とも言う。

申 紹(しん しょう、生没年不詳)は、五胡十六国時代前燕の人物。魏郡魏県の出身。父は後趙の司空申鍾。弟に同じく前燕に仕えた申胤がいる。

雷 悪地(らい あくち、生没年不詳)は、五胡十六国時代の人物。新平郡を本貫とする羌族酋長である。

王 永(おう えい、? - 386年)は、五胡十六国時代前秦の人物。本貫は北海郡劇県。父は前秦の丞相王猛。弟に員外散騎侍郎王皮・河東郡太守王休(王鎮悪の父)・王曜がおり、他に妹が一人いる。

索 泮(さく はん、? - 385年)は、五胡十六国時代前涼・前秦の人物。字は徳林。敦煌郡の出身。弟に索菱がいる。

毛 興(もう こう、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の人物。氐族の出身である。娘の毛氏は前秦の5代君主苻登の皇后に立てられた。