趙括(ちょう かつ、? - 紀元前583年)は、春秋時代の晋の卿で、趙氏の宗主。屏の地に封じられたことにより屏氏と呼ばれるようになった。屏括や屏季とも称される。趙括は趙衰(趙成季)と趙姫のあいだの子として生まれた。

趙夙(ちょう しゅく、生没年不詳)は、春秋時代の晋の大夫で、趙氏の宗主。趙夙は趙公明の子として生まれた。紀元前661年、晋の献公が二軍を作り、公自らが上軍を率い、太子申生が下軍を率いると、趙夙は公の兵車の御者となった。

趙同(ちょう どう、? - 紀元前583年)は、春秋時代の晋の大夫で、趙氏の一族。原の地に封じられたことにより原氏と呼ばれるようになった。原同や原叔とも称される。趙同は趙衰(趙成季)と趙姫のあいだの子として生まれた。紀元前597年、趙同は下軍大夫となった。

絳老(こうろう、生没年不詳)は、中国春秋時代の人物。姓は、名は不明。晋の絳の人。

趙 嬰(ちょう えい、生没年不詳)は、春秋晋の人物。趙嬰斉とも。楼の地を封地として与えられ、それを氏としたことから、楼嬰とも称される。

申生(しんせい、? - 紀元前655年)は、中国春秋時代の晋の人物。姓は姫。晋の献公の庶長子であり、母は斉の桓公の娘の。同母妹は秦の穆公の夫人の穆姫。晋の太子であったが、献公の愛妾の驪姫が奚斉を生むと、献公は、奚斉を太子にしようと考えた。

荀 息(じゅん そく、? - 紀元前651年)は、中国春秋時代の晋の大夫。もとの氏は原。名は黯。字は息。翼城息邑の人。

狐 突(こ とつ、? - 紀元前637年)は、中国春秋時代の晋の大夫。姓は姫。氏は狐。字は伯行。晋の文公の母方の祖父である。

呂 省(りょ せい、? - 紀元前636年)は、中国春秋時代の晋の大夫。字は子金。『史記』及び『東周列国志』では呂省、『春秋左氏伝』では呂甥とされる。

丕 鄭(ひ てい、? - 紀元前650年)は、中国春秋時代の晋の大夫。

丕 豹(ひ ひょう、? - ?)は、中国春秋時代の晋の大夫である丕鄭の子。後に秦に身を寄せて秦の穆公の臣下となった。

勃 鞮(ぼつ てい、生没年不詳)は、中国春秋時代の晋の宦官(寺人)。別名を寺人披・履鞮という。

里 克(り こく、? - 紀元前650年)は、中国春秋時代の晋の将軍。

文嬴(ぶんえい、生没年不詳)は、秦の穆公の娘。晋の文公の正夫人。姉妹に同じ文公の妃である懐嬴。文嬴の文は「晋の文公の夫人」の意で、嬴は母国である秦の国姓であり、つまり「晋の文公の嬴姓の夫人」という意味である。

杜祁(とき、生没年不詳)は、晋の文公の第4夫人、公子雍の母。姓は祁。春秋初の伯爵国である杜(現在の陝西省一帯に位置する)の出身。