高畠 藍泉(たかばたけ らんせん、天保9年5月12日(1838年7月3日) - 明治18年(1885年)11月18日)は、ジャーナリスト、小説家で、江戸戯作者世代と新時代の間の明治10年代に大家として重きを成し、三世柳亭種彦を名乗った。「明治最初の文壇小説家」とも言われる。

穂積 寅九郎(ほづみ とらくろう、嘉永7年5月16日(1854年6月11日) - 大正13年(1924年)1月18日)は、幕臣、明治期の実業家、教育者。

志賀 仁右衛門(しが にえもん、生年不詳 - 1686年10月)は、江戸時代前期(17世紀)に実在した日本の武士である。幕臣の身でありながら、無頼集団「大小神祇組」を組織した旗本奴である。

池田 多仲(いけだ たちゅう、文政3年2月13日(1820年3月26日) - 明治5年8月17日(1872年9月19日))は、幕末の蘭方医。幕府奥詰医師。医学所預り。名は秀真。

石川 桜所(いしかわ おうしょ、文政8年(1825年) - 明治15年(1882年)2月20日)は、幕末の蘭方医。幕府奥医師。通称玄貞。実名良信。桜所は号。初名は千葉山庵。

伊東 貫斎(いとう かんさい、文政9年5月19日(1826年6月24日) - 明治26年(1893年)7月28日)は、幕末の蘭方医。幕府奥医師。名は盛貞。

伊東 玄朴(いとう げんぼく、寛政12年12月28日(1801年2月11日) - 明治4年1月2日(1871年2月20日))は、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての蘭方医。江戸幕府奥医師まで登りつめた。名は淵。近代医学の祖で、官医界における蘭方の地位を確立した。

大槻 俊斎(おおつき しゅんさい、文化3年(1806年) - 文久2年4月9日(1862年5月7日))は、幕末の蘭方医、幕府医師。初代西洋医学所頭取。名は肇。

岡 櫟仙院(おか れきせんいん、文化12年(1815年) - 明治26年(1893年)10月)は、江戸時代末期の幕府医官。明治初期の宮中侍医。名は鳳、通称は良允。号は桐蔭。徳川家定晩年の主治医。

緒方 洪庵(おがた こうあん、文化7年7月14日〈1810年8月13日〉 - 文久3年6月10日〈1863年7月25日〉)は、江戸時代後期の武士(足守藩士)・医師・蘭学者。

桂川 甫策(かつらがわ ほさく、天保3年(1832年) - 明治23年(1890年)10月19日)は、幕末から明治の洋学者、医師、化学者。桂川甫賢の次男で、蘭学の家として知られる桂川家の8代目。幼名辰次郎(達次郎)後に甫策。

小関 三英(こせき さんえい、天明7年6月11日(1787年7月25日) - 天保10年5月17日(1839年6月27日))は、江戸時代後期の医者・蘭学者。名は好義、幼名は弁助、通称は良蔵。号は鶴斎、鶴洲、篤斎など。出羽国(山形県)庄内地方・鶴岡の生まれ。

杉本 宗春院(すぎもと そうしゅんいん、明和7年(1770年) - 天保7年8月8日(1836年9月18日))は、江戸時代後期の幕府医官。字は子敬、名は良敬、良(りょう)、号は樗園(ちょえん)、通称は幸太郎、忠恩、仲温(ちゅうおん)。

大膳亮 弘玄院(だいぜんのすけ こうげんいん、生没年未詳)は、江戸時代末期の幕府医官。名は道恕、号は蘆堂、通称は章庵。天璋院の主治医。

高島 祐庵(たかしま ゆうあん、文政4年(1821年) - 慶応4年閏4月18日(1868年6月8日))は、幕末の漢方医。幕府奥医師。諱は久貫。

多紀 安琢(たき あんたく、文政7年(1824年) - 明治9年(1876年)1月4日)は、江戸時代末期の幕府医官。号は雲従。安琢は通称であり、諱は元琰。

多紀 元簡(たき もとやす、宝暦5年(1755年) - 文化7年12月2日(1810年12月27日))は、江戸時代後期の医師。諱は元簡、字は廉夫、幼名は金松、長じて安清、安長と改める。桂山と号し、別号に櫟窓がある。

多紀 元堅(たき げんけん/もとかた、寛政7年(1795年) - 安政4年2月13日(1857年3月8日))は、江戸時代末期の幕府医官。諱は元堅、号は茝庭(さいてい)、通称は安叔(あんしゅく)。幕府医学館考証派を代表する漢方医で、子に同じく幕府医官の多紀元琰がいる。

竹内 玄同(たけのうち げんどう、文化2年(1805年) - 明治13年(1880年)1月12日)は、幕末の蘭方医。幕府奥医師。名は幹。

田村 藍水(たむら らんすい、1718年(享保3年)- 1776年5月10日(安永5年3月23日))は、江戸時代中期の医師・本草学者。本姓は坂上、諱は登、字は元台、通称は元雄、号は藍水。子に田村西湖・栗本丹洲がいる。