岩倉 恒具(いわくら つねとも)は、江戸時代中期の公卿。官位は従二位・権中納言。正二位追贈。宝暦勤王二十廷臣の一人。

岩倉 具集(いわくら ともあい)は、江戸時代後期の公家。正二位。大国隆正に入門し、画を能くする。

岩倉 具詮(いわくら ともあき)は、江戸時代前期の公卿。村上源氏久我家の分家の岩倉家第3代当主。おもに後光明天皇(110代)から霊元天皇(112代)の3代にわたって仕え、従二位参議まで昇った。

岩倉 具起(いわくら ともおき)は、江戸時代前期の公卿。村上源氏久我家の分家岩倉家の第2代当主。官位は従二位・権中納言明治維新の功臣岩倉具視は子孫にあたる。

岩倉 具選(いわくら ともかず)は、江戸時代中期から後期にかけての公卿。権大納言・柳原光綱の末子。官位は従三位。岩倉家9代当主。

岩倉 具賢(いわくら ともかた)は、江戸時代後期の廷臣。官位は従五位下。

岩倉具堯(いわくら ともたか)は、戦国時代、室町時代後期頃から江戸時代初期の公家。最終官位は正五位下木工頭。村上源氏久我家の分家岩倉家の始祖。

岩倉 具成(いわくら ともなり)は、江戸時代前期の廷臣。

岩倉 具満(いわくら ともみつ)は、江戸時代後期の廷臣。

岩倉 尚具(いわくら なおとも)は、江戸時代中期の廷臣。官位は正五位下左兵衛佐(死後、従四位追贈)。号は現水院。

岩倉 乗具(いわくら のりとも)は、江戸時代前期から中期の公卿。官位は正二位・権大納言。

岩倉 広雅(いわくら ひろまさ)は、江戸時代中期の廷臣。父は植松賞雅。養父は岩倉尚具。養子に岩倉具選。

植松 雅孝(うえまつ まさたか)は、江戸時代中期の公卿。植松家2代当主。官位は宮内卿、左近衛中将、正三位。主に東山天皇(113代)・中御門天皇(114代)の二代にわたり仕えた。

植松 雅永(うえまつ まさなが)は、江戸時代前期から中期にかけての公卿。植松家の祖。官位は参議、右近衛中将、正三位。主に霊元天皇(112代)・東山天皇(113代)の二代に仕えた。

植松 幸雅(うえまつ ゆきまさ)は、江戸時代中期の公卿。植松家4代当主。宝暦勤王二十廷臣の一人。贈正三位。

梅溪 季通(うめたに すえみち)は、江戸時代前期の公卿。久我家の分流である公家梅溪家の祖。官位は従三位・参議。江戸幕府10代将軍・徳川家治の高祖父にあたる。

裏松 光世(うらまつ みつよ、1736年〈元文元年〉 - 1804年〈文化元年〉)は、江戸時代中期から後期にかけての公家・有職故実家。内大臣・烏丸光栄の五男。裏松益光の養子。裏松家第5代当主。法名は固禅(こぜん)。『大内裏図考証』の著者。

大炊御門 家孝(おおいのみかど いえたか)は、江戸時代中期の公卿。内大臣・大炊御門経秀の子。官位は従一位・右大臣。大炊御門家24代当主。桃園天皇(116代)・後桜町天皇(117代)・後桃園天皇(118代)・光格天皇(119代)の四朝に亘って仕えた。

大炊御門 経孝(おおいのみかど つねたか)は、江戸時代前期の公卿。権大納言・大炊御門経頼の次男。官位は従一位・左大臣。後光福寺と号した。大炊御門家19代当主。後水尾天皇(108代)から霊元天皇(112代)の4代にわたって仕えた。

大炊御門 経音(おおいのみかど つねなり)は、江戸時代中期の公卿。左近衛中将・大炊御門信名の養子。官位は正二位・権大納言。大炊御門家22代当主。