婦好(ふこう)は殷第23代王武丁の妻の一人。諡号は母辛、姓氏は不詳。中国史に登場する最初の女性政治家、軍事家。

武庚(ぶこう、生没年不詳)は、中国周王朝の初期の武将。殷王朝の最後の帝王である帝辛(紂王)の子。名は禄父。武庚の名を禄父とする一人の人名という『史記』の説があるが、武庚と禄父という『論衡』などの二人の人名説が妥当である。

褒姒(ほうじ)は、西周の幽王(在位紀元前782年 - 紀元前771年)の2番目の后。美貌によって王を惑わせ、西周を破滅に導いた、亡国の美女として有名。

彭祖(ホウソ、拼音：Péng Zǔ)は、中国の神話の中で長寿の仙人であり、伝説の中では南極老人の化身とされており、八百歳の寿命を保ったことで有名である。姓は彭で、名は翦であり、籛鏗ともいう。

劉累(りゅうるい、生没年不詳)は、夏王朝の重臣。帝堯の子孫。劉氏の始祖で、漢の劉邦は劉累の123世の孫と称した。『新唐書』によると、祁氏・杜氏も劉累の子孫という。

呂 尚(りょ しょう、Lü Shang)は、紀元前11世紀ごろの古代中国・周の軍師。丁公と邑姜の父、後に斉の始祖。姓は姜、氏は呂、字は子牙もしくは牙、諱は尚とされる。

厲侯(れいこう、生没年不詳)は、西周時代の蔡の君主。宮侯の子で、宮侯の後を受けて蔡国の君主となった。

安 世高(あん せいこう、生没年不詳)は、後漢代に西域から渡来した訳経僧。字は世高。安息国(パルティア)の太子であったが、王位を伯父に譲り、出家修道に志し、諸方を遊歴するようになった。安息国では、部派仏教に属する説一切有部が流行していたため、世高は禅観の法や阿毘達摩に通じていた。

右谷蠡王単于(うろくりおうぜんう、拼音：Yòulùlíwángchányú、生没年不詳)は、中国前漢時代の匈奴の単于。伊稚斜単于の時の右谷蠡王で、名は不明。

袁 遺(えん い、生没年不詳)は、中国後漢末期の政治家・学者。字は伯業。豫州汝南郡汝陽県(現在の河南省周口市商水県)の人。

袁 逢(えん ほう、生没年不詳)は、後漢後期の政治家。霊帝時代の国三老(霊帝の頃の国三老は時期は違うが、袁逢と楊賜の2人)。字は周陽。豫州汝南郡汝陽県(現在の河南省周口市商水県)の人。後漢の太尉袁湯の子で、太僕袁基、左将軍・徐州伯、仲皇帝袁術の父にあたる。弟に袁隗。

王 延広(おう えんこう、生没年不詳)は、前漢の政治家。『史記』『漢書』には姓氏が記録されていないが、荀悦の『漢紀』によると王である。

王 吉(おう きつ、生没年不詳)は、前漢の政治家。字は子陽。琅邪郡皋虞県(現在の山東省青島市即墨区)の人。秦の武将王離の長男の王元の後裔と伝わり、琅邪王氏の祖である。

王 元(おう げん、生没年不詳)は、中国の新代から後漢時代初期にかけての武将・政治家。字は『後漢書』隗囂伝本伝によれば恵孟、『後漢書』馬援伝注によれば游翁と2通り伝わる。

応 劭(應劭、おう しょう、? - 204年8月以前)は、中国後漢末期の政治家。字は仲瑗。本貫は豫州汝南郡南頓県(現在の河南省周口市項城市)。『風俗通義』・『漢官儀』といった著作や『漢書』の注釈を著した。父は応奉。弟は応珣。甥は応瑒(建安七子の一人)・応璩。

王 昭君(おう しょうくん、紀元前51年 - 紀元前15年)は、中国生まれの官女で後に匈奴の君主呼韓邪単于、復株累若鞮単于の妻。(閼氏単于妻)。姓を王、諱は檣(『漢書』匈奴伝下)または嬙(『西京雑記』)。字を昭君。

王 曼(おう まん)は、前漢の人。字は元卿。王莽の父。王曼の一族は漢の外戚であり、父の王禁は漢の朝廷でも大きな権限を持っていた。魏郡元城県委粟里の出身。

王 門(おう もん、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の武将。公孫瓚の配下で、後に袁紹に降った武将。

夏 惲 (か うん、生没年不詳)は、後漢時代末期の宦官。『後漢書』宦者列伝を中心に記録がある。

魁頭(呉音：かいず、漢音：かいとう、拼音：Kuítóu、生没年不詳)は、中国後漢末期の鮮卑族の大人(部族長)。