曹 咎(そう きゅう、拼音：Cáo Jiù、? - 紀元前203年)は、秦・楚に仕えた重臣。楚漢戦争期には諸侯にまでなり重きを成した。『史記』「項羽本紀」に記述がある。

宋 義(そう ぎ、? - 紀元前207年)は、秦末の人。秦に反抗した楚に属し、懐王に仕えたが、項梁の後の楚の総大将となり項羽に殺害された。宋襄の父で、宋昌の祖父。

曹 無傷(そう むしょう、? - 前206年)は、秦末の劉邦配下の将。『史記』項羽本紀、「鴻門の会」の場面に登場する人物のひとり。

趙 高(ちょう こう、、? - 紀元前207年)は、秦の政治家。弟に趙成。

張 耳(ちょう じ、拼音：Zhāng ěr、? - 紀元前202年)は、秦末から前漢初期にかけての武将及び趙王。 {| class="wikitable" style="float:right; font-size:smaller"|-! 姓名| 張耳|-

趙 佗(ちょう だ)は、南越の初代王。秦の元官僚、漢人。

陳 勝(ちん しょう、Chén Shèng、? - 紀元前208年)は、秦代末期の反乱指導者。張楚の君主。劉邦や項羽に先んじて呉広とともに秦に対する反乱を起こしたが、秦の討伐軍に攻められて敗死した。字が渉。諡号は隠王。

陳 余(旧字：陳餘、ちん よ、拼音：Chén Yú、? - 紀元前205年)は、秦末から前漢初期にかけての武将及び代王。

鄭 昌(てい しょう、生没年不詳)は、秦末から楚漢戦争期の武将。はじめは秦の呉県県令をつとめた。親交があった項羽が叔父の項梁と会稽郡で蜂起すると、鄭昌はその傘下に加わった。

程 邈(てい ばく)は、秦の始皇帝の時代の人とされ、伝説によると隷書(一説に篆書)を発明したという。

田 栄(でん えい、? - 紀元前205年)は、楚漢戦争時期の斉の国王。子に田広、弟に田横、従兄に田儋。項羽に反し、斉の地を制圧して、斉王を名乗ったが、項羽に攻められ敗北の後、逃亡中に殺された。

田 横(でん おう、? - 紀元前202年)は楚漢戦争時代の英傑のひとり。戦国時代の田斉の王家の末裔。秦末の斉郡狄県の人。秦末漢初に斉の将軍・宰相となった。強権に屈しない精神を持つ人物として、後世に名を残す。

田 広(でん こう、? - 紀元前203年?)は、楚漢戦争期の斉の国王。田栄の子、叔父は田横、従父は田儋、族兄は田巿。『史記』の「田儋列伝」「淮陰侯列伝」に記述がある。

田 儋(でん たん、? - 紀元前208年)は、秦末期の斉の国王。子に田巿。従弟に田栄・田横がいる。『史記』に列伝として立てられている。陳勝・呉広の乱に乗じて、斉王を名乗って自立したが、秦との戦いで戦死した。

田 巿(でん ふつ、? - 紀元前206年)は、秦末前漢初期の斉の王。田儋の子。田儋の従弟の田栄に斉王に擁立されたが、後に田栄に殺された。『史記』「田儋列伝」に記述がある。

董 翳(とう えい、生没年不詳)は、秦末の人。項羽により翟王に立てられた。三秦の一人。

内史騰(ないし とう、生没年不詳)、または内史勝は、中国戦国時代の秦の将軍、政治家。かつては韓に仕えていたが、後に秦に降ったという解釈もされている。内史は官名であり、姓氏は不明であるため内史騰とのみ呼ばれるが、姓は辛とする説がある。

樊 噲(はん かい、? - 紀元前189年)は、中国の秦末から前漢初期にかけての武将。爵位は賢成君、後に臨武侯、さらに後に舞陽侯。諡号は武侯。

范 増(はん ぞう、、紀元前277年 - 紀元前204年)は、秦末期の楚の参謀。居巣(現在の安徽省合肥市巣湖市)の人。『史記』によると項羽からは亜父(あふ、あほ、父に亜ぐの意)と呼ばれ敬愛されたが、劉邦側からの権謀術数により、最終的には項羽から離れて死んだ。

傅 寛(ふ かん、? - 紀元前190年)は、秦から前漢にかけての武将。