タシュ・バートル(、? - 1357年)は、大元ウルスに仕えた将軍の一人。代々四川方面の軍務を担当してきたサルジウト部タイダル家の出身で、主に紅巾の乱討伐に活躍した。『元史』などの漢文史料における漢字表記は答失八都魯(dāshī bādōulŭ)など。

ナンギャダイ(、、? - 1311年)は、大元ウルスの将軍の一人で、ナイマン部の出身。5代皇帝クビライから6代テムルにかけての主要な戦役(帝位継承戦争、南宋侵攻、カイドゥの乱)に参加し、いずれにおいても武功を残した有力な将軍であった。

チョンウル(、、1260年 - 1322年)は、キプチャク部出身で、13世紀末から14世紀初頭にかけて大元ウルスに仕えキプチャク人軍団の指揮官として活躍した人物。

オチチェル(、生没年不詳)とは、13世紀後半から14世紀初頭にかけて大元ウルスに仕えたフーシン部出身の領侯。四駿と讃えられたチンギス・カンの最側近、ボロクル・ノヤンの子孫。

曲枢(クチュ、? - 1311年)は、モンゴル帝国に仕えた将軍の一人。

ゲオルギ(,? - 1311年)とは13世紀末から14世紀初頭にかけてモンゴル帝国(大元ウルス)に仕えたアス人将軍の一人。『元史』などの漢文史料では口児吉(kŏuérjí)と記される。

チェリク(,? - ?)とは、13世紀末から14世紀初頭にかけてモンゴル帝国(大元ウルス)に仕えたアス人将軍の一人。『元史』などの漢文史料では徹里(chèlǐ)と記される。

胡 美(こ び、生年不詳 - 1384年)は、元末明初の軍人。もとの名を廷瑞といったが、洪武帝朱元璋の字の国瑞を避けて、名を美と改めた。本貫は沔陽府(現在の湖北省仙桃市)。

何 真(か しん、至治元年(1321年)- 洪武21年3月5日(1388年4月11日))は、元末明初の軍人。字は邦佐。本貫は広州東莞県。

張 赫(ちょう かく、1324年 - 1390年)は、元末明初の軍人。本貫は濠州鍾離県。

華 雲龍(か うんりゅう、至順3年(1332年)- 洪武7年6月28日(1374年8月6日))は、元末明初の軍人。本貫は濠州定遠県。

顧 時(こ じ、元統2年(1334年)- 洪武12年11月21日(1379年12月30日))は、元末明初の軍人。字は時挙。本貫は濠州。

華 高(か こう、生年不詳 - 1371年)は、元末明初の軍人。本貫は和州。

韓 政(かん せい、生年不詳 - 洪武11年2月20日(1378年3月19日))は、元末明初の軍人。本貫は睢州襄邑県。

陳 徳(ちん とく、生年不詳 - 洪武11年11月23日(1378年12月13日))は、元末明初の軍人。字は至善。本貫は濠州。

金 朝興(きん ちょうこう、生年不詳 - 1382年)は、元末明初の軍人。本貫は無為州巣県。

梅 思祖(ばい しそ、生年不詳 - 1382年)は、元末明初の軍人。本貫は帰徳府夏邑県。

楊 璟(よう けい、生年不詳 - 洪武15年8月29日(1382年10月6日))は、元末明初の軍人。本貫は廬州合肥県。

王 志(おう し、生年不詳 - 洪武19年8月16日(1386年9月9日))は、元末明初の軍人。本貫は濠州鍾離県。

唐 勝宗(とう しょうそう、生年不詳 - 1390年)は、元末明初の軍人。本貫は濠州。