ユーリウス・パウルス(Julius Paulus)は、3世紀の法学者。その生涯の詳細は定かでない。著書に抽象度の高い綱要である『断案録』(Sententiae)、実務上の難問を扱う『解答録』(Responsa)がある。

バッリスタ(ラテン語：Ballista, ？ - 261年？)は、軍人皇帝時代のローマ帝国の軍人で、皇帝を僭称したとされる人物。

デキムス・カエリウス・カルウィヌス・バルビヌス(古典ラテン語：, 165年頃? - 238年7月29日)は、六皇帝の年と称された238年にローマ帝国皇帝として即位した人物。生年は170年、178年頃という異説もある。皇帝になる前の前半生は殆ど知られていない。

ヒエロクレス(Hierocles, ? - 222年)は、ローマ皇帝ヘリオガバルスに仕えた奴隷で、馬車の御者。アナトリア半島のカリア出身で、元々はローマ帝国に敗れた小国の戦士であったとされる。

聖フィデス(ラテン語：Sancta Fides)、または聖フォワ(フランス語：Sainte-Foy、? - 303年)は、ローマ帝国のキリスト教徒の少女で殉教者。カトリック教会・聖公会の聖人。10歳または12歳で殉教したといわれる。祝日は10月6日。

マルクス・クロディウス・プピエヌス・マクシムス(古典ラテン語：, 178年頃? - 238年7月29日)は、六皇帝の年と称された238年にローマ帝国皇帝として即位した人物。なお、生年には164年頃や165年頃から170年頃など、諸説ある。

プロブスが印された硬貨マルクス・アウレリウス・プロブス(, 232年 - 282年)は、軍人皇帝時代のローマ皇帝(在位：276年 - 282年)。

マルクス・アンニウス・フロリアヌス(Marcus Annius Florianus, ? - 276年)は、軍人皇帝時代のローマ皇帝。在位期間は3ヶ月に満たなかった(88日間)。

フロリアヌス (ラテン語：Florianus,　ドイツ語：Florian von Lorch, 304年頃没)は、カトリック教会の聖人。ポーランド、リンツ、煙突掃除人と消防士、石けんの釜炊き人の守護聖人。祝日は5月4日。

アンティオキアのペラギア(, ? - 311年頃)は、ディオクレティアヌス治下において15歳で殉教した少女。キリスト教の殉教者。カトリック教会および正教会で聖人である。記念日は6月9日。ペラギアの歴史的実在性を疑問視する説も存在する。

クィントゥス・ヘレンニウス・エトルスクス・メッシウス・デキウス(ラテン語：Quintus Herennius Etruscus Messius Decius、227年頃 - 251年(6月頃))とは、軍人皇帝時代のローマ皇帝であり、父デキウスの共同皇帝の地位にあった人物である。

ガイウス・ウァレンス・ホスティリアヌス・メッシウス・クィントゥス(ラテン語：Gaius Valens Hostilianus Messius Quintus、230年頃 - 251年11月)は、251年にローマ皇帝の地位にあった人物である。

マルクス・カッシアニウス・ラティニウス・ポストゥムス(、? - 269年)は、ローマ帝国の軍人。後にガリア帝国の初代皇帝となった。軍人皇帝時代の僭称皇帝(在位：260年 - 269年)のひとり。

ポリュクトとも。コルネイユがこの聖人に着想を得て悲劇を書き、グノーはオペラを作曲し、デュカスは序曲を作曲している。

ガイウス・ユリウス・ウェルス・マクシムス(，217年または220年 - 238年5月10日)は、軍人皇帝時代のローマ帝国の皇帝マクシミヌス・トラクスの息子であり、父マクシミヌスの共同皇帝(在位：236年 - 238年)の地位にあった人物である。

マルクス・アウレリウス・ウァレリウス・マクシミアヌス(、 250年 - 310年7月)は、286年3月1日から305年5月1日まで在位したローマ皇帝(ディオクレティアヌスとの共同皇帝)である。一度退位した後も306年、310年と2度正帝に復位した皇帝でもある。

マクシミヌス・トラクス (、トラクスは「トラキア人」の意)と呼ばれ、またはマクシミヌス1世とも。

マルクス・アウレリウス・マリウス(, ? - 269年)はガリア帝国の皇帝であり、269年の僅かな期間、その地位にあった。

ルリキウス・ポンペイアヌス(, 生年不明 - 312年)は、ローマ帝国第56代皇帝マクセンティウスの下で、プラエフェクトゥス・プラエトリオ(近衛隊長官)や騎兵隊指揮官を務めた重臣。

アレクサンドロス1世(, ? - 326年永眠)は、第13代アレクサンドリア主教(在位：313年 - 326年)。彼の前半生についてはよく判って居ない(生年すら憶測の域を出ない)。アリウス派への論駁に活躍。