道守 麻呂(ちもり の まろ、生没年不詳)は、飛鳥時代の豪族。姓は臣。位階は小山下。

木 満致(もく まんち)は、『百済記』や『日本書紀』に伝わる5世紀頃の百済官人。百済将軍の木羅斤資の子で、百済の国政を執ったとされる。

漢高安茂(あやのこうあんも、かんのこうあんも、生没年不詳)は、継体天皇の在位中である516年に、朝鮮の百済が倭国に貢上したとされる古墳時代後期の五経博士である。中国人名であるため、百済に帰化していた中国人とみられる。

津 主治麻呂(つ の すじまろ、生没年不詳)は、奈良時代の官人。姓は史。官位は正七位下・遣新羅使。

角 家主(つの の やかぬし、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・諸陵頭。

塩垂津彦(しおだれつひこ、生没年不詳)は、古墳時代の人物。塩乗津彦命(しおのりつひこ)とも呼ばれる。

諸 鞍男(もろ の くらお)は、奈良時代(8世紀)の豪族。姓は君。位階は従七位上。

石川錦織 許呂斯(いしかわ の にしごり の ころし)は、日本古代の豪族。百済系渡来人。姓は首。名は許呂志とも表記する。

道顕(どうけん、生没年不詳)は、飛鳥時代の僧侶。高句麗からの渡来人。

江渟 裙代(えぬ の もしろ、生没年不詳)は、古墳時代の越国の豪族。姓は臣。

難波 木蓮子(なにわ の いたび、生没年不詳)は古墳時代・飛鳥時代の豪族。姓は吉士。吉士 木蓮子(きし の いたび)とも言う。任那滅亡後の「任那の調」実現のための外交交渉を担当している。

吉士 金(きし の かね、生没年不詳)は古墳時代・飛鳥時代の豪族。名は金子(かね)とも記す。朝鮮半島の主として新羅との外交交渉を担当している。

巨勢 猿(こせ の さる)は、古墳時代・飛鳥時代の豪族。氏は許勢、名は猨とも記される。姓は臣。

坂田 耳子(さかた の みみこ)は、古墳時代の豪族あるいは皇族。姓は不明。坂田 耳子郞君(さかた の みみこ の いらつきみ)・坂田耳子王(さかたのみみこのおおきみ)ともいう。

巨勢 稲持(こせ の いなもち、生没年不詳)は、古墳時代の豪族。氏は許勢、名は稲茂とも記される。姓は臣。

土師 根麻呂(はじ の ねまろ、生没年不詳)は、飛鳥時代の貴族。姓は宿禰。官位は直広参・判事。

巨勢 粟持(こせ の あわもち、生没年不詳)は、飛鳥時代の豪族。姓は朝臣。官位は直大肆、春宮亮。

青海夫人 勾子(あおみのおおとじの まがりこ、生没年不詳)は、日本古代の官女。

河内馬飼 押勝(かわちのうまかいの おしかつ、生没年不詳)は古墳時代(6世紀中期)の豪族。姓は首。

河内馬飼 御狩(かわちのうまかいの みかり、生没年不詳)は古墳時代(6世紀前半)の豪族。姓は首。氏は河内母樹馬飼(かわちのおものきのうまかい)とも記されている。