紀 小足(き の おたり)は、飛鳥時代の人物。系図によっては登場しない人物であり、実在するかどうかは不明。父は紀大磐または紀真咋または紀男麻呂であり、子に紀塩手がいる。

紀 大口(き の おおくち)は、飛鳥時代の人物。姓は臣。紀塩手の子。系図によっては名前が記載されていないものもある。子に紀大人がいる。

紀 白城(き の しろき/しらき)は、古墳時代の豪族。紀田鳥または紀角の子。子に紀小弓がいる。(小弓の父を紀田鳥とすることもある。)Category:古墳時代の人物しろき

紀 真丘(き の まおか)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。官位は従五位下・河内守。

紀 猿取(き の さるとり)は、奈良時代の公卿。御史大夫・紀大人の孫。紀飽邑の子。従七位下。子に紀船守がいる。石清水八幡宮祠宮系図などに記載がある。さるとりCategory:奈良時代の貴族Category:生没年不詳

紀 家子(き の けし/いえこ、生没年不詳)は、平安時代後期の女官。鳥羽天皇の宮人。紀氏の出身で、父は石清水八幡宮別当光清。母は覚心(法眼)の女。歌人の小侍従は異母妹。初め待賢門院(鳥羽天皇中宮藤原璋子)の女房で、美濃局と称した。

紀 吉継(き の よしつぐ、生年不明 - 延暦3年1月25日(784年2月20日))は、奈良時代後期(8世紀後期)の女官。姓は朝臣。官位は不明。従四位下参議・陸奥国按察使兼鎮守副将軍勲四等紀広純の娘。墓誌が残されている。

紀 道茂(き の みちしげ、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族。姓は朝臣。官位は従五位上・左衛門佐。

紀 牟良自(き の むらじ)は、奈良時代の武人。姓は朝臣。名は武良士とも記される。官位は持節大使藤原麻呂の部下の判官・従七位上。

紀 文利(き の ふみとし)は、平安時代中期の貴族。参議・紀淑光の子。

中名草姫命(なかつなくさひめのみこと/なかなくさひめのみこと、生没年不詳)は、古代日本の豪族・紀氏(紀国造の祖)の人物。

紀 行景(き の ゆきかげ、生没年不詳)は、鎌倉時代の人物、北面武士。山柄行景とも。左衛門尉。内所。

紀 行文(きい ゆきぶみ、またはゆくぶみ、弘和3年(永徳3年、1383年) - 薨年不明)は、室町時代の紀伊国の国造兼日前宮の神主にして公卿、歌人である。俊長の男。

隆渓 繁紹(りゅうけい はんしょう、1449年または1450年〈旧暦宝徳元年〉 - 1504年9月15日〈旧暦永正元年8月7日〉)は、日本の僧侶。俗姓は紀(き)。華嚴院住持職、修禅寺住持職、石雲院住持職などを歴任した。

紀 真象(き の まかた)は、奈良時代の下級官人。正六位上・駿河介。『経国集』に対策が載る。