江口 渙(えぐち かん、1887年7月20日 - 1975年1月18日)は、日本の小説家である。東京麹町生まれであるが、出身地は父の故郷である栃木県烏山町である。本名は同表記で「きよし」であるが、戦後は「かん」と改めた。

江馬 修(えま しゅう、または えま なかし、1889年12月12日 - 1975年1月23日)は、日本の小説家。本名の読みは「なかし」で、筆名は「しゅう」とすることが多かったが、一定しない。

森田 草平(もりた そうへい、1881年〈明治14年〉3月19日 - 1949年〈昭和24年〉12月14日)は、作家・翻訳家。本名：万戸 満平。夏目漱石の門下生の一人であるが、特に私生活での不祥事が多かったことから、門下生の中では異色の存在として扱われることが多い。

葉山 嘉樹(はやま よしき、1894年(明治27年)3月12日 - 1945年(昭和20年)10月18日)は日本の小説家。本名嘉重。福岡県京都郡豊津村(現・みやこ町)出身。早稲田大学高等予科文科中退。

村上 浪六(むらかみ なみろく、1865年12月18日(慶応元年11月1日) - 1944年(昭和19年)12月1日)は、日本の小説家。本名信(まこと)。和泉国生まれ。

須藤 南翠(すどう なんすい、安政4年11月3日(1857年12月18日) - 大正9年(1920年)2月4日)は、伊予国宇和島出身の小説家・新聞記者。本名は須藤 光暉(すどう みつあき)。妻は矢野龍渓の姪である小林シズ。息子は建築家の眞金、孫に詩人の須藤伸一がいる。

伊藤 左千夫(いとう さちお、本名：伊藤 幸次郎、1864年9月18日〈元治元年8月18日〉- 1913年〈大正2年〉7月30日)は、日本の歌人、小説家。明治期に活躍した。明治法律学校(現・明治大学)で学ぶが、眼病のため中退し帰郷。再度上京し、1889年に牛乳搾取業を始めた。

後藤 宙外(ごとう ちゅうがい、1867年1月27日(慶応2年12月22日) - 1938年(昭和13年)6月12日)は、明治後期から昭和初期に活躍した小説家、評論家。本名寅之助。

松原 岩五郎(まつばら いわごろう、1866年9月14日(慶応2年8月6日) - 1935年2月26日)は、日本の小説家、ジャーナリストである。二十三階堂、乾坤一布衣(けんこんいちほい)などと号した。

五代目 市川 新蔵(ごだいめ いちかわ しんぞう、万延2年2月12日(1861年3月22日)- 明治30年(1897年)7月9日)は、明治時代の歌舞伎役者。本名は岡本 録太郎(おかもと ろくたろう)。屋号は成田屋。俳名に晋升、雅号に雪童がある。

仮名垣 魯文(かながき ろぶん、1829年2月9日(文政12年1月6日) - 1894年(明治27年)11月8日)は、江戸末期から明治初頭にかけての戯作者、新聞記者。江戸の京橋生まれ。

田中 純(たなか じゅん、1890年(明治23年)1月19日 - 1966年(昭和41年)4月20日)は、日本の作家、文芸評論家、翻訳家。広島県広島市に生まれる。関西学院神学部を出て伝道師となるが、早稲田大学英文科に入学。

今野 賢三(いまの けんぞう、1893年8月26日 - 1969年10月18日)は、プロレタリア文学の作家。秋田県南秋田郡土崎港町(現・秋田市)生まれ。本名・賢蔵。

田中 古代子(たなか こよこ、1897年(明治30年)3月10日 - 1935年(昭和10年)4月20日)は日本の小説家。本名は涌島コヨ(わくしまこよ)。鳥取県気高郡逢坂村(現在の鳥取市気高町)出身。大正初期より『女子文壇』、『文学世界』などに短歌や散文などを投稿。

江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ、旧字体：江戶川 亂步、本名：平井 太郎〈ひらい たろう〉、1894年〈明治27年〉10月21日 - 1965年〈昭和40年〉7月28日)は、日本の推理作家、怪奇・恐怖小説家、アンソロジスト。日本推理作家協会初代理事長。位階は正五位。

大橋 乙羽(おおはし おとわ、1869年7月12日〈明治2年6月4日〉 - 1901年〈明治34年〉6月1日)は、日本の小説家、編集者。本名は又太郎、旧姓は渡部。羽前国米沢(現・山形県米沢市)生まれ。硯友社に入り『こぼれ松葉』『露小袖』などを執筆。

武者小路 実篤(むしゃのこうじ さねあつ、、1885年〈明治18年〉5月12日 - 1976年〈昭和51年〉4月9日)は、日本の小説家・詩人・劇作家・画家。貴族院勅選議員。華族の出で、トルストイに傾倒し、『白樺』創刊に参加。

久米 正雄(くめ まさお、1891年(明治24年)11月23日 - 1952年(昭和27年)3月1日)は、日本の小説家、劇作家、俳人。俳号は三汀(さんてい)。“微苦笑”という語の造語者として有名。芥川龍之介らと第三、四次「新思潮」同人となる。

馬場孤蝶(ばば こちょう、1869年12月10日(明治2年11月8日) - 1940年(昭和15年)6月22日)は、日本の英文学者、評論家、翻訳家、詩人、慶應義塾大学教授。

中内 蝶二(なかうち ちょうじ、1875年5月5日 - 1937年2月19日)は、日本の小説家、劇作家、ジャーナリスト、作詞家である。本名は中内 義一(なかうち ぎいち)。