耶律盆奴(やりつ ぼんど、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は胡独菫。

耶律抹只(やりつ まつし、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は留隠。

耶律磨魯古(やりつ まろこ、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は遙隠。契丹六院部の出身。

耶律瑤質(やりつ ようしつ、生没年不詳)は、遼(契丹)の政治家・軍人。字は抜里菫。積慶宮(耶魯盌オルダ)の出身。

耶律欲穏(やりつ よくおん、生年不詳 - 926年)は、遼(契丹)の軍人。字は轄剌干。契丹突呂不部の人。

耶律余睹(やりつ よと、? - 1132年)は、遼の宗室、遼と金に仕えた武将。耶律余覩・耶律余都姑とも表記される。妻は天祚帝の側室の蕭文妃の妹。

耶律剌葛(やりつ らかつ、生年不詳 - 917年)は、遼(契丹)の皇族。太祖耶律阿保機の弟にあたるが、たびたび兄に叛いた。字は率懶。

耶律李胡(やりつ りこ、911年 - 960年)は、遼(契丹)の皇族。漢名は洪古。字は奚隠。

耶律隆先(やりつ りゅうせん、生没年不詳)は、遼(契丹)の皇族。平王。字は団隠。

耶律良(やりつ りょう、生年不詳 - 1070年)は、遼(契丹)の政治家・詩人。字は習撚。小字は蘇。

耶律朗(やりつ ろう、生年不詳 - 951年)は、遼(契丹)の軍人。字は欧新。

耶律婁国(やりつ ろうこく、生年不詳 - 952年)は、遼(契丹)の皇族。字は勉辛。

耶律魯不古(やりつ ろふこ、生没年不詳)は、遼(契丹)の政治家・軍人。字は信寧。耶律阿保機の従甥にあたる。

耶律洼(やりつ わ、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は敵輦。契丹迭剌部の出身。

耶律 定(やりつ てい、生没年不詳)は、遼の天祚帝の五男。秦王に封じられた。1122年、天祚帝が金に大敗したため、皇太子の耶律定とともに西方へ逃亡し、その一方、天祚帝の従父であった耶律淳は南京で天錫帝として皇帝に即位、北遼を建国した。

李 処温(り しょおん、? - 1122年)は、遼(契丹)の宰相・政治家。別名は耶律処温・李純。南京析津府の人。

耶律 阿保機(やりつ あぼき、Yelü Abaoji)は、遼の建国者。「阿保機」とはあだ名「アブーチ」(掠奪者)の音訳とされる。

プスワン(普速完、またはプスヤン、プスカとも)は、西遼の称制。第2代皇帝の仁宗耶律夷列(イリ)の妹にあたる。

耶律 大石(やりつ たいせき、契丹音：ヤルート・タイシ)は、西遼(カラ・キタイ)の初代皇帝(グル・ハン)。太祖耶律阿保機の末子(四男)のの七世の孫にあたる。『集史』においては、 تاشي طايفو Tāshī Ṭāīfū と記される。

耶律 禿花(やりつ トガン、、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人千人隊長(ミンガン)の一人。兄の耶律阿海とともに契丹人の中では最も早くチンギス・カンに仕え、モンゴル帝国内ではモンゴル人に次ぐ極めて高い地位を与えられた。