藤原 脩範(ふじわら の ながのり)は、平安時代後期の公卿・歌人。藤原南家貞嗣流、少納言・藤原通憲(信西)の五男。官位は正三位・参議。

藤原 範兼(ふじわら の のりかね)は、平安時代末期の公家。藤原南家貞嗣流。従三位大学頭、刑部卿。従四位下式部少輔藤原能兼(1086年 - 1139年)の長男。弟に範季。子に従二位権中納言範光、後鳥羽天皇の乳母で権勢を誇った事で知られる範子・兼子姉妹がいる。叔母(能兼の妹)は源頼政の母。

藤原 範忠(ふじわら の のりただ)は、平安時代末期の公家、神官。藤原南家、熱田大宮司・藤原季範の長男。官位は従五位上・内匠頭。源頼朝の外叔父にあたる。

藤原 吉子(ふじわら の よしこ、ふじわら の きっし、? - 大同2年11月12日(ユリウス暦807年12月14日))は、奈良時代後期から平安時代初期にかけての桓武天皇の夫人。父は藤原南家藤原是公(これきみ)。伊予親王の母。

小督(こごう、保元2年(1157年) - 没年不詳)は、平安時代末期の女性。本名は不明(角田文衞説では成子とされる)。藤原通憲(信西)の孫。桜町中納言・藤原成範の娘。高倉天皇の後宮。類稀な美貌の箏の名手だったと伝わる。始め冷泉隆房の愛人だったが、高倉天皇に見初められ寵姫となる。

藤原 季縄(ふじわら の すえただ / すえなわ)は、平安時代前期の貴族。藤原南家、木工頭・藤原千乗の子。官位は正五位下・左近衛少将。

藤原 滋実(ふじわら の しげざね、生年不詳 - 延喜元年(901年))は、平安時代前期の貴族。藤原南家、伊勢守・藤原興世の子。官位は従四位下・陸奥守。

藤原 克忠(ふじわら の かつただ、延喜17年(917年)？ - 天徳2年7月19日(958年8月6日))は、平安時代中期の貴族。藤原南家、大納言・藤原元方の子。官位は従五位上・左少弁。

藤原 方正(ふじわら の まさただ、生年不詳 - 治安元年(1021年)5月)は、平安時代中期の貴族。藤原南家真作流、紀伊守・藤原棟利の子。官位は正四位下・河内守。

藤原 尹通(ふじわら の まさみち、永保元年(1081年) - 保安3年4月2日(1122年5月9日))は、平安時代後期の貴族。藤原南家貞嗣流、大学頭・藤原季綱の次男。官位は正五位下・左衛門権佐。

藤原 執棹(ふじわら の とりさお/さおとり、生年不明 - 天平宝字8年9月18日(764年10月17日))は、奈良時代の貴族。氏姓は藤原朝臣のち藤原恵美朝臣。藤原南家、太師・藤原仲麻呂の九男。官位は従五位下・美濃守。

藤原 貞憲(ふじわら の さだのり)は、平安時代後期の貴族・歌人。藤原南家貞嗣流、少納言・藤原通憲(信西)の次男。官位は従四位下・権右中弁。

藤原 南夫人(ふじわら の みなみのぶにん、生年不明 - 天平20年6月4日(748年7月3日))は、奈良時代中期の聖武天皇の夫人。姓は朝臣。名は不明。贈太政大臣藤原武智麻呂の娘。位階は正三位。

藤原 季兼(ふじわら の すえかね)は、平安時代後期の貴族。藤原南家貞嗣流、駿河守・藤原実範の子。本名は季風。三河四郎大夫を名乗る。

藤原 友実(ふじわら の ともざね、1062年 - 1098年)は、平安時代の廷臣、学者。藤原南家貞嗣流。右衛門権佐・藤原季綱の長男。蔵人、式部丞、勘解由使次官。諱は保実とも称した。娘に源仲政室がいる。

藤原 輔尹(ふじわら の すけただ、生年不詳 - 寛仁5年(1021年))は、平安時代中期の貴族・歌人。藤原南家巨勢麻呂流、大和守・藤原興方の子。大納言・藤原懐忠の養子。官位は従四位下・木工頭。

藤原 連貞(ふじわら の つらさだ、生年不詳 - 天延2年(974年))は、平安時代中期の貴族。名は連真・連直とも記される。藤原南家、上総介・藤原滋茂の子。官位は従五位上・尾張守。

藤原 棟利(ふじわら の むねとし、生没年不詳)は、平安時代中期の貴族。 名は棟和とも。藤原方正の父。紀伊守、備後守。

藤原 義理(ふじわら の よしまさ、生年不詳 - 長保4年5月6日(1002年6月19日))は、平安時代中期の貴族。藤原北家魚名流、山城守・藤原国隣の子。藤原南家、伊勢守・藤原忠邦の養子。官位は従五位上・出羽守。